クレジットカードには「国際ブランド」(カード右下に描かれているロゴの会社)というものがあります。
街でもVISAやMasterという文字は見かけると思いますが、調べるに至るのはクレジットカードを発行するときだと思います。
カードを発行時には国際ブランド(VISAやMasterやJCBなど)を選ばないといけないことがほとんどです。
当記事では国際ブランドについて、わかりやすく説明します。
【1位】三井住友カード(NL):最短5分で発行完了!
【2位】JCB CARD W:還元率1.0%でお得
【3位】VIASOカード:ポイント自動キャッシュバックが便利
この記事のもくじ
VISA・MasterCard・JCB・AMEXって何?
店頭やオンラインショップで買い物する際に、カードでの支払いの決済機能を提供している会社を指します。
一般的にクレジットカードの国際ブランドと呼ばれ、この他にもDiners Club(ダイナースクラブ)をあわせて5大国際ブランドとも言われています。
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- JCB(ジェーシービー)
- AMEX(アメックス)※
- Diners Club(ダイナースクラブ)
※正式名称はAmerican Express(アメリカン・エキスプレス)
補足:上記の5社に中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)、Discoverの2社を加えて7大国際ブランドと言われることもあります。
国際ブランドを理解しよう
国際ブランドとは24時間世界中どこでも利用可能な決済システムを提供している会社のことです。
国際ブランドは大きく2つのカテゴリに分けられます。
- 決済カードブランド(決済機能を重視):VISA・MasterCard
- T&Eカードブランド(旅先でのサポートとエンターテイメントを重視):JCB・AmericanExpress・DinersClub
※T&E=Travel & Entertainment
会員数・加盟店舗数では「決済カードブランド」のVISAとMasterCardの2大ブランドが圧倒的に多く、国内外問わず利用の幅が広いのが特徴です。
国際ブランドのそれぞれの違いってなに?比較してまとめ
国際ブランドが7種類あることがわかっても、一体何が違ってどれを選べばいいんだ!?という感じですよね。
国際ブランドの大きな違いは「加盟店の違い」が挙げられます。
加盟店の違いというのはつまり「使えるお店の違い」です。
クレジットカードが利用できるお店は限りがあって、全部のカードが使えるとは限りません。
VISA・Masterは使えるけどJCBは使えない、というお店もあります。
「お店が選択している国際ブランド」と「自分のクレジットカードの国際ブランド」が一致しなければ、カードを利用することができないというわけです。
ポイント!
クレジットカードの国際ブランドは一つに絞らず、カードを3枚ほどもち3ブランド程度に分散させておくことをオススメします!
各社のシェアを比較してみよう
※表は横にスライドできます
順位 | 国際ブランド | シェア率 |
---|---|---|
1位 | Union Pay(銀聯)![]() | 57.60% |
2位 | VISA![]() | 24.77% |
3位 | Mastercard![]() | 15.33% |
4位 | JCB![]() | 0.96% |
5位 | American Express![]() | 0.84% |
上記は2018年のデータです。
実際の1位は「Unionpay(銀聯カード)」ですが、これは主に中国で流通しているブランドです。
中国は人口が多いため、どうしても【中国人が多くカードを作る→Unionpayのシェア率が上がる】ということになってしまいます。
ですので、今後も日本人が世界中で使える国際ブランド1位は「VISA」といっても問題ないかと思います。
VISA:シェア24.77%(世界1位)
VISAは、「Value Issuer Service Area」の頭文字を取ったもので、1958年にバンク・オブ・アメリカにより創業されたのが始まりで、本社はアメリカにあります。
国際ブランドのシェアでは””ほぼ1位””です。
※中国でのシェアが高いUnion Pay(銀聯)は除きます。
VISAの営業形態
VISAカードとは、VISAがライセンシングした企業が発行したカードを意味しており、VISA独自でカードを発行していません。
国内ではVISAカードの代名詞ともいえる三井住友カードもVISAのライセンスを受けた会社のひとつです。
クレジットカード以外にも、デビットカード、プリペイドカードのサービスを提供しています。
今オススメのVISAカードは「三井住友カード(NL)」です。
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 0.5% ポイント名:Vポイント |
ポイント還元率(最大) | 最大5.0% 条件:コンビニ3社+マクドナルドでタッチ決済を利用 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
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MasterCard:15.33%
MasterCardは、VISAに次ぐ世界2位の決済業務会社です。
ドイツの「EuroCard(ユーロカード)」との合併によりスタートしたため、ヨーロッパ圏で強いと言われていました。
現在ではVISAの使用範囲とほとんど変わりません。
MasterCardもVISAと同じく本社はアメリカです。
VISAと同様、MasterCardはクレジットカード自体では発行せず、ライセンシングした企業がカードを発行しています。
国内では、三井住友カードがVISAとMasterCardを取り扱っている関係で、使用可能店舗はVISAの使用範囲とほとんど同じと言われています。
学生向けでオススメのMastercardは「ライフカード(学生専用)」です。
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JCB:シェア0.96%(国産ブランド)
日本唯一の国際ブランドです。
1961年創立の株式会社日本クレジットビューロー(JCB)が発行しています。
中国の銀聯カードが登場するまで、アメリカ系以外では唯一の国際ブランドでした。
韓国、台湾、ハワイなど日本人観光客が多い国・地域では、VISAやMasterCardと同様に使えます。
海外から日本語のサポートが受けられるなど日本人にとって利用価値が高いカードでもあります。
ただし、世界的に見るとJCBはVISAやMasterCardに比べ使える場所が少ないため、JCBカード1枚で海外へ出かけるのは難しいでしょう。
意外にも知られていませんが、JCBはAmericanExpressと提携しており、JCBとAmericanExpressは互いの加盟店でカード決済を利用できます。
※海外では上記の旨を現地の言葉で説明する必要があるかもしれません。
学生向けでオススメのJCBカードは「JCB CARD W」です。
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ポイント還元率(通常) | 1.0% ポイント名:Oki Dokiポイント |
ポイント還元率(最大) | 3.5% 条件:加盟店での利用 |
発行スピード(最短) | ~3営業日 |
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- 付帯保険(国内旅行):-
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AMEX:シェア0.84%
AMERICAN EXPRESS(通称、AMEX)もアメリカ合衆国の企業です。
1958年からクレジット・カードを発行し始めました。
AMEXの世界シェアは5番手であるのにも、人気がある理由は付帯しているサービスが充実しているからです。
- 海外旅行保険が充実している
- 予約が難しいレストランを予約できる
- 空港ラウンジを利用できる
このように決済面以外での特典が多いのが最大の魅力です。
筆者は学生の頃からAMEXのクレジットカードを保有していて、一度海外で緊急入院したときにAMEXの海外保険に助けられました…(笑)
学生向けでオススメのAMEXカードは「セゾンブルーアメックスカード」です。
海外保険がかなり充実しているうえに、25歳までは年会費無料で保有できます!(特典の充実したAMEXを無料で利用できるのはこのカードくらい)
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 条件付き無料 条件:25歳まで年会費無料(初年度無料、2年目以降3,300円/税込) |
ポイント還元率(通常) | 0.5% ポイント名:永久不滅ポイント |
ポイント還元率(最大) | 1.0% 条件:海外利用時 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):あり
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どの国際ブランドが良いの?→だいたいはどれを選んでも大丈夫!
正直、日本国内ではどの国際ブランドを選んでも大きな差はほとんどない世の中になってきています。
強いていうなら、VISAかMastercardを選んでおけば安心です。
アメリカのクレジット決済専門誌「NILSON REPORT」が2018年に行った調査によると、VISAは流通しているすべてのブランドでシェア24.77%、MasterCardは15.33%と2ブランドで合計40%程度のシェア率になります。
※1位のUnionpay(銀聯カード)は考慮しないものとします。
海外旅行に行きたい人はVISAブランドのカードがオススメ
国際シェアNo.1はVISAカードです。
知名度のある「三井住友カード」の中でも、「三井住友カード(NL)」が国内では有名です。
海外旅行での買い物などは、基本的にVISAを持っていれば安心です。
前述の通り、会員数・加盟店舗数ではVISAとMasterCardの2大ブランドが圧倒的な人気を誇っており、国内外問わず利用の幅が広いのが特徴です。
■参考:海外でクレジットカード決済するとき、日本円と現地通貨どちらで決済するべき?決済手数料・基準換算レートまで調査!
海外旅行の出発前にカード作りで本当に迷ったら、VISAを選ぶと間違いないでしょう。
最短5分で審査~発行が完了しすぐにカードが使えます!カード番号が一切記載されていないデザインもスタイリッシュ。年会費無料で、還元率は最大5.0%・通常0.5%と普段使いでも得です。※19:31~8:59は時間外のため即発行ができません
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 0.5% ポイント名:Vポイント |
ポイント還元率(最大) | 最大5.0% 条件:コンビニ3社+マクドナルドでタッチ決済を利用 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):-
他実施中キャンペーン:セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン・マクドナルドでタッチ決済するとポイント最大5.0%還元!※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合あり。※一部Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスがご利用いただけない店舗あり。
国内No.1シェアのJCBは国内最強だが海外ではちょっと力不足か…
日本では、クレジットカードが使えるお店であればJCBが使えないという事はまずありません。
日本人なら一枚持っておいて損はないでしょう。
ただ海外で使えない店舗があったり、海外のネット通販サイトで使えなかったりと不便なことがあります。
筆者も、JCBカードしか持ってなかった頃にJCB非対応のネット通販に当たって悔しかったことがあります。
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ポイント還元率(通常) | 1.0% ポイント名:Oki Dokiポイント |
ポイント還元率(最大) | 3.5% 条件:加盟店での利用 |
発行スピード(最短) | ~3営業日 |
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海外旅行保険を充実するならAMEXがダントツ
海外旅行保険のことを考えると、やはりAMEXです。
筆者はタイで食あたりが原因で緊急入院したのですが、そのときの入院費と診療費16万円を無料にできました。
AMEXに電話すると病院を紹介してくれ、病院側にも事前に話を通しておいてくれたため、かなりスムーズに治療を受けることができました。
これには本当に感動しました……。
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ポイント還元率(通常) | 0.5% ポイント名:永久不滅ポイント |
ポイント還元率(最大) | 1.0% 条件:海外利用時 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
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まとめ:国際ブランドを分散してクレジットカードを持っておこう!
これまで書いてきた内容のように、海外店舗や一部ネットサービスでは使えないブランドがあります。
クレジットカードを複数枚発行する場合は、国際ブランドを分散をしておくのがオススメです。
海外に行く方は、上記3ブランドを1枚ずつ持っているといいですね。
もっと詳しく、クレジットカードを勉強したくなった場合は以下の記事もぜひご覧ください。
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学生クレカ管理人

自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイトを6年以上運営しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきた(大学生の頃は6枚所有)。マイルを累計30万以上保有。航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味。Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませている。
カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常に知識をアップデートしている。
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