デビットカード

デビットカードのメリット・デメリットを分析!どんな使い道・用途に合っている?

デビットカードの基本情報

デビットカードは銀行の預金口座が財布となり、カードで支払いをした瞬間に口座からお金が引き落とされるカードです。

プリペイドカードや電子マネーの場合はカードを使った瞬間に口座からお金が落ちませんね?これらのカードはチャージ式だからです。

デビットカードはチャージという機能がなく、申込時に設定した引き落とし口座からお金が瞬時に引き落とされる決済システムです。

要するにデビットカードは現金で買い物をするのと同じです。現金払いと何が違うのかというと、お金が手元にあるのか口座にあるのかの違いです

デビットカードは審査無し・気軽に作れる

デビットカードは審査がないので、申込資格をクリアすれば誰でも発行できます。

デビットカードは成人だけのアイテムではなく、高校生でも作れることが特徴です。15歳以上や16歳以上から申し込むことができるデビットカードがほとんどです。

年会費はカードによる・基本的に無料。

デビットカードの年会費は無料が多いですが、有料のデビットカードでも年会費1,000円前後が相場です。

条件付きで年会費が無料になるデビットカードもあり、「みずほJCBデビットカード」がそれに該当するので参考に覚えておいてください。

額面は口座残高となる

プリペイドカードはチャージした金額だけカード払いが可能であり、クレジットカードは利用枠が上限となります。

デビットカードの場合はチャージや利用枠が存在せず、デビットカードで使える金額は口座残高となります。

口座にお金がなければカード決済が不可なので、メインバンクでデビットカードを作るのがセオリーです。

上限額については自分で設定することができ、少額設定にしておくと不正使用の被害を抑えられる効果があります。

ポイントプログラムで明暗が分かれる

デビットカードはいろんな銀行やカード会社で作れますが、メリットの高いデビットカードを作りたいなら「ポイントプログラム」に注目しておきましょう。

セブンデビットカードなら「nanacoポイント」を貯めることができ、「セブン-イレブン」では1.5%とお得なポイント還元率でポイントが付与されます。みずほJCBデビットカードなら月間の利用代金の0.2%がキャッシュバックされます。

本当にどんなポイントプログラムなのかによってメリットが変わるため、お得さを追求するならポイントプログラムを比較検討しておくのが賢いです。

絶対的なメリットはATM手数料の節約

全種のデビットカードに共通したメリットはATM手数料の節約です。

デビットカードはキャッシュレスで買い物ができるわけですが、現金主義の方は絶対にATMからお金を降ろしますね?

ATMの手数料はその銀行で「カードローン」など何かしらの商品を利用していると、手数料が無料になることがあります。そうしたケースを除き、基本的に100円や200円の手数料が掛かります。

毎月、1回ATMを利用して100円の手数料を取られる場合、年間で1,200円となります。1年間ずっとデビットカードで支払いをすれば、その費用を節約できるわけです。

さて、このATM手数料の節約効果を狙ってデビットカードを作るという方は年会費が無料のデビットカードを選びましょう。

上記のATM手数料の節約でいうと、年間で1,200円を節約できても年会費1,000円を取られると意味がありませんね?

年会費無料のデビットカードでATM手数料を節約する。さらにはポイント付与やキャッシュバックから恩恵を受ければ、長期的には大きな節約効果に期待を持てます。

デビットカードの種類

デビットカードの種類は「J-デビット」以外にも「JCB」と「VISA」があります。

現状は他の国際ブランドからデビットカードがリリースされておらず、「Master Card」についてはプリペイドカードならリリースされています。

上記で紹介したように「J-デビット」が機能しない現状を考えると、デビットカードは「JCB」か「VISA」で作る以外に選択肢がありません。

今までは「VISA」のデビットカードが多かったですが、最近は「JCB」ブランドのデビットカードをリリースしている銀行が増えています。デビットカードを作りたい方にとっては嬉しい環境です。

J-デビットは時代が古いのでオススメできない

現代においてJ-デビットは時代遅れの産物であり、改革を迫られているように思えます。

今の時代はスマホから買い物する機会も多く、国際ブランドがないカードはクレジットカードであっても使い勝手が悪いです。

J-デビットのメリットは無料で自動的にキャッシュカードに付帯されていることです。しかし、日常生活で使えるお店に遭遇することが滅多にないため、あってもなくても何も変わらないという悲しいデビットカードでもあります。

ちなみにJ-デビットは「日本デビットカード推進協議会」という名称であり、公式サイトから使えるお店や付帯されているキャッシュカードを検索できます。

メリット分析・使い方によってはクレカを超えることも

デビットカードは使い方によってはクレジットカード以上にメリットがあります。

デビットカードは瞬時決済なのでクレジットカードの後払いが怖いという方には安心なカードです。また、カードによってはポイントプログラムから恩恵を受けられるため、クレジットカードを作っても使用頻度が低いなら、気軽に使えるデビットカードの方がコツコツとポイントが貯まります。

クレカを超えたデビカはこれ!ファミマT・デビットカードは現状で最強

「ファミマT・デビットカード」はジャパンネット銀行が発行するJCBブランドのデビットカードです。

このデビットカードはデビカの中で最強レベルです。あくまでもファミリーマートで使うことが前提ですが、「ファミマT・クレジットカード」と比較してもポイントに関するメリットは互角の性能です。

  • デビットカードの利用・200円で2ポイント
  • ファミランク&ツタランクに参加可能・ファミランクゴールドで200円で3ポイント・ツタランクゴールドもTSUTAYAで同様
  • TSUTAYAの会員証として使用可能
  • Tポイントプラス・対象商品でポイントアップ
  • カードの日・デビカもショッピング3倍+カード使用で2倍の200円で5ポイント
  • レディースデー・女性限定で水曜日はポイント2倍の200円で2ポイント
  • 今お得・デビカも対象カード

上記の内容は「ファミマT・クレジットカード」にも適用される特典であるため、実際のところはポイントだけを見ると大差がないわけです。大差がないなら無審査のデビットカードの方が有利となります。

また、これの面白いところはクレジットカードを作ったところで、ファミリーマートで高額な買い物をすることが殆どないことにもあります。

ファミリーマートにおける「Tポイント」は通常200円で1ポイントが付与されます。1ポイントは1円の価値です。

上記のポイント特典は合算されるため、デビカを使うだけで「通常の200円=1ポイント+カード利用特典の200円=1ポイント」で200円=2ポイントとなります。さらに各特典からポイント率がアップします。

通常のポイント還元率だけを見ても1.0%と高水準です。ファミランクやカードの日など、他の特典からポイント還元率が跳ね上がるとファミマT・デビットカードを超えるポイント還元率のデビカは他にありません。

セブンデビットカード・セブン-イレブンで1.5%が最高

ファミマT・デビットカードに対してセブンデビットカードのポイント還元率も気になりますね?

セブンデビットカードは通常のポイントは1,000円で5ポイントの0.5%です。「7net」や「SEIBU」などでは1,000円で10ポイントの1.0%、「セブン-イレブン」では1,000円で15ポイントの1.5%となります。

セブンデビットカードは「セブン-イレブン」で使うだけで1.5%なのが強みとなり、ファミマT・デビットカードは豊富な特典を活用して通常の1.0%以上を目指せることが強みとなります。

どちらもデビットカードとしては優秀なポイント還元率であり、コンビニに特化していることで日々の生活でもしっかりとメリットを得られます。

デメリット分析・現金で良くない?

ファミマT・デビットカードやセブンデビットカードなど、恩恵の高いデビットカードを使うことを前提としてデメリットを分析してみましょう。

深く分析すると色々とデメリットを挙げることができますが、実際に使うシーンを想定すると「メインバンクの引越し」と「現金で良くない?」という点が見えてきます。

口座開設を余儀なくされる

ファミマT・デビットカードはジャパンネット銀行のキャッシュカード一体型となっているため、このデビットカードを作るためにはジャパンネット銀行に口座を開設する必要があります。

また、セブンデビットカードについてもセブン銀行のキャッシュカード一体型となっているため、こちらもセブン銀行に口座を開設する必要があります。

口座を開設するということは今使っている銀行口座から乗り換えを検討しなければなりません。

デビットカードは口座にお金がなければ機能せず、しかも瞬時決済となるので予め口座にお金を入れておくことが必須です。

すでにメインバンクを持っているなら、目的のデビットカードによってはそのカードを使うために他銀行へ資金を入れる必要があるわけです。

今の銀行から他銀行へ身軽に引っ越せない方にとっては、今使っている銀行で実用性の高いデビットカードがリリースされるのを待つしかありません。

少額ならカード決済が面倒に感じる

コンビニで500円ほどの買い物をする時にカード決済するのは少し面倒に感じることがあります。

高額なら面倒ではないというわけではありませんが、財布から数百円を取り出して支払う方がレジでのやり取りは早いです。

メリットに関してはデビットカードを使う方がお得であることは間違いありません。ATM手数料の節約に繋がりますし、ポイントを貯められることも魅力です。

頭ではデビットカードはお得と分かっていても、急いでいる時などに現金払いしてしまうことが多くなり、結局はデビットカードを使わなくなるというケースはあり得そうです。

また、人によっては100円や200円の金額をわざわざカード払いするのはちょっと恥ずかしいという方もいるかもしれませんね。

結局はデビットカードはどうなの?

さて、メリットとデメリットを色々と分析した結果、結局はデビットカードはどうなのか?

デビットカードに対する考え方はクレジットカードと全く同じだと思います。要はカードを発行して使うのかどうかが焦点になります。

カードを使うという目的を持っているなら、これはたとえメインバンクを引っ越すことになってもその価値やメリットがあると判断するため、労力に見合った成果を得られるのではないでしょうか。

逆にカードを使うかどうか分からないという場合、デビットカードを発行しても使う機会は少ないと思います。これはクレジットカードやプリペイドカードも同じですね。ただし、デビットカードは口座からの瞬時決済なので、ネットショッピングにおいては使う機会が多いかもしれません。

後払いは嫌だな・・・チャージも面倒だな・・・デビカだ!

ネットショッピングではクレジットカードが便利です。

目的のショップでカード情報を登録すると、後は買い物する際にクリックだけで決済完了です。しかし、後払いが嫌な方にとってはクレジットカードは使いずらいですね。

プリペイドカードもネットショッピングで使えますが、チャージしなければなりません。

クレジットカードの後払いが嫌でプリペイドカードのチャージも面倒というなら、これはデビットカードが便利となります。

欲しい商品をネットで購入すると、店頭でデビットカードを使うのと同じように瞬時に口座から代金が引き落とされます。

ただし、国際ブランド付きのデビットカードでもショップによってはデビットカードを使えないケースもあるため、この点だけは注意をしておく必要があります。

まとめ

  • デビットカードは無審査。
  • 決済は口座から瞬時決済となる。
  • ATMの手数料を節約可能。
  • J-デビットは使い勝手が悪いため「VISA」か「JCB」を選ぶこと。
  • ファミマTデビットカードは最高峰のメリットを持つ。
  • メインバンク持ちの方にとっては作りずらい。
  • 少額の支払いは現金の方が早く感じる。

デビットカードはメリットもデメリットもありますが、クレジットカードを作れない方にとってはプリペイドカードと同様にメリットのあるカードとなります。

また、クレジットカードを作ってもカードを使うことが少ないなら、デビットカードの使い方によってはポイントを含めて節約&還元効果に期待を持てます。

何にせよデビットカードは無審査で気軽に作ることができるので、クレジットカードほど真剣に悩む必要がないことが最大のメリットかもしれませんね。

デビットカード・プリペイドカードは審査無し?高校生や、クレカ審査に通らない人の電子決済手段としても重宝されています。

万人向けの電子決済手段である

クレジットカードはとにかく都合の良いカードであり、資金繰りが悪い状態でも「後払い」が可能なことから自由に買い物ができます。

誰にとってもクレジットカードは便利なカードですが、クレジットカードは審査を攻略しなければなりません。また、年齢制限という意味では「18歳や20歳以上」が多いため、大学生でも自分名義で作ることができないクレジットカードも多いです。

社会人にとってもクレジットカードを作るのは簡単ではありません。すでに数枚のカードを作っている状況、キャッシング等から借入している状況など、今の状況では審査に合格できないことがあります。

クレジットカードに対してデビットカードやプリペイドカードは機能性が劣りますが、最大のメリットは審査がないことです。審査がないということは申込資格をクリアできればカードを発行できるということです。

デビットカードやプリペイドカードは万人向けの電子決済手段なので、クレジットカードを作れない方は検討してみてはいかがでしょうか?

どうして審査がないのか?

デビットカードやプリペイドカードは審査がありませんが、その理由は後払いが不可能だからです。

後払いが不可能ということは利用代金を滞納することがありません。

逆に後払いが可能だと、その人の信頼性や返済能力などを調査しておかなければ本当に後から支払いをしてくれるのかどうか分かりませんね?

どうせお金を貸すなら返済率の高い人に貸す方がカード会社にとっては損失を回避できるわけです。

デビットカードについては全種において審査がありません。しかも、「J-デビット」については望んでいないのにキャッシュカードに付帯されているケースもあるため、自分のキャッシュカードを確認してみてくださいね。

プリペイドカードについてはクレジットカード一体型を除き、すべてのプリペイドカードは審査がありません。

クレジットカード一体型はクレジットカードの審査があるため、プリペイドカードの審査というよりは母体のクレジットカード審査があるということになります。

高校生にオススメなカード

高校生が作れるクレジットカードは今のところ存在しません。

クレジットカードには年齢制限がありますが、多くのクレジットカードは「18歳以上」や「20歳以上」となっています。

高校生が作れるクレジットカードをネットで検索すると、いろんなカードがヒットします。しかし、それらの情報は事実のすり替えであり、高校生が作れる「クレジットカード」は存在しないことを正しく覚えておいてください。

高校生がクレジットカードを作れるケースは結婚場合した場合に限り、カード会社の判断によっては作れるケースもあり得ます。

日本の法律では男性は18歳・女性は16歳になると結婚できます。未成年の状態で結婚をしても、法律上は成人とみなされるため契約等が可能になることがあります。

クレジットカードの場合は最終的な可否はカード会社となるため、未成年で結婚している方はカード会社に相談するとカードを発行して貰える可能性が多少はあります。

プリカ・au WALLETやソフトバンクカード

高校生にオススメなプリペイドカードを2つ紹介しておきます。

「au WALLET」はau携帯電話やauひかり等を契約している人なら誰でも申し込めるプリペイドカードです。

「ソフトバンクカード・プリペイドカード」は12歳以上から申し込めるプリペイドカードです。

どちらも携帯電話会社のプリペイドカードであり、手持ちの携帯電話と合わせて活用しやすいことがメリットです。また、両者のプリペイドカードは「VISA」を選べるため、日頃の生活では使えないお店は殆どありません。

コンビニなら「セブン-イレブン」等は問題なく使えますし、ネットショッピングなら「楽天市場」や「amazon」などでも使えます。

デビカ・セブン銀行デビットカード

デビットカードを作りたい方には「セブン銀行デビットカード」がオススメです。

このデビットカードのメリットは「セブン-イレブン」でカードを使ったらnanacoポイントが1.5%で貯められることです。国際ブランドは「JCB」なので、上記で紹介したプリペイドカードのように「JCB」の加盟店ならどこでも使えます。

プリペイドカードはチャージが必要ですが、デビットカードはチャージ不要です。チャージをするのが面倒かどうかによって選択肢が変わりそうですね。

大学生や社会人は選択肢が多い

高校生がプリペイドカードやデビットカードを作る場合、年齢制限という1つの壁があります。

一方、社会人や大学生の場合は作ることができないプリペイドカードやデビットカードはありません。

基本的に年齢制限は「18歳」が1つの壁となるため、18歳以上の方であれば審査のないプリペイドカードやデビットカードは自由に選べることになります。

大人向けのプリカ・三井住友VISAプリペイド

三井住友VISAプリペイドは18歳以上から申し込めるプリペイドカードです。

2,000円に付き1ポイントを貯められるので、ポイントプログラムが搭載されているのが魅力です。また、国際ブランドは「VISA」なので、使い勝手は良いです。

高校生が申し込めないところを考えると、1つの大人向けのプリペイドカードと言えます。

プリペイドカードVSデビットカード

プリペイドカードとデビットカードは実際どちらの方が便利なのか?

これは上記で少し触れましたが、やはりチャージの手間がポイントです。プリペイドカードはチャージが必須、デビットカードはそのままカード払いがOKとなるので、実際に活用するシーンを想像しながら判断することが大切です。

どちらが便利なのかは本当に答えが出ません。国際ブランドが付帯されているなら、どちらのカードも実用性は高いです。また、ポイントプログラムについてはカードによるため、どんなお店でカードを使うのかによってベストカードが変わります。

重要なのは国際ブランド

プリペイドカードでもデビットカードでも、カード選びに迷った時は「国際ブランド」を重視しておきましょう。

国際ブランドが付帯されていることで街中でもネットでもカードを使えるようになります。

ハウス型プリペイドカードの場合だと、そのお店でしかカードを使えません。また、デビットカードなら「J-デビット」は使えるお店が少ないです。

プリペイドカードを国際ブランドから探すなら「VISA」か「Master Card」か「JCB」、デビットカードは「VISA」か「JCB」から探してみてください。

探し方は発行会社を順番に見ていくよりも、それぞれのブランドの公式サイトからラインナップをチェックする方が早いです。

まとめ

プリペイドカードとデビットカードは無審査で作ることができます。

申し込みに向けて注意をしておきたいのは「年齢制限」です。ソフトバンクカードは12歳以上から申込可能、三井住友VISAプリペイドは18歳以上から申込可能など、機能性に大差がないとは言えカードによって年齢制限が異なります。

高校生にとってはプリペイドカードもデビットカードも選択肢が狭くなりますが、社会人や大学生にとっては存在する全てのカードを作れることになります。

毎日の生活で活躍するカードを作るなら、これは「国際ブランド」が付帯されているタイプを選んでおきましょう。そうすると、コンビニでもネットショッピングでも、自由にカードを使えるようになります。

クレジットカードは審査があるため社会人になっても簡単に作れないことがあります。クレジットカードまでの繋ぎとしてはプリペイドカードやデビットカードは十分に活躍するので、クレジットカード審査に悩んでいる方は参考にしてみてください。

日本に真のキャッシュレス社会は来るのか?2020年、国内の電子決済比率30%へ。

あなたのお買い物は現金ですか?

みなさんは日頃の買い物でどのような決済手段を使うことが多いですか?

決済手段というのは主に4つがあり、「現金」と「クレジットカード」、「プリペイドカード」と「デビットカード」です。

カードを持っていない方は必然と「現金」で支払うことになりますが、4つの決済手段の中でも現金払いを行っている人が圧倒的に多いです。

個人消費支出の決済手段の割合

2015年時点では、個人消費支出の約75%が現金払いであるというデータがあります。残りの約25%を「クレジットカード」と「プリペイドカード」と「デビットカード」で占めている現状ですが、2020年にはこの3つの電子決済比率が30%を超えると予想されています。

3つの電子決済手段の需要は「クレジットカード」が最も高く、それに次いで「プリペイドカード」→「デビットカード」となっています。

2020年までに急成長するのはプリペイドカード

2020年までには3つの電子決済手段が個人消費支出の30%に迫ると予想されているわけですが、3つの中でも成長に期待が持たれているのが「プリペイドカード」です。

以下の「カードウェイブ」から引用させて頂いた情報を見てみましょう。

2020年の電子決済取扱高の合計は約82兆円、個人消費支出に占める比率は30%に迫ることが予想されます。そのうち最も成長が予想される「プリペイドカード決済」は、2015年現在で約8兆円程度の市場規模が、急成長により、最大で16兆円にも迫る市場へ急成長する

引用元:https://www.cardwave.jp/news/detail.php?id=19

2015年では約8兆円の市場規模が2020年には2倍の16兆円まで迫るであろうと予想されています。これは単純に計算をすると、今のプリペイドカードの普及率が2倍になるということです。

2020年が迫るに連れて自分の周りでも「プリペイドカード」所持者が増えてくるかもしれませんね。

クレジットカードが人気な理由は?

3つの決済手段の中では「クレジットカード」が一番人気です。2020年のキャッシュレス社会が到来しても、その人気は変わらないと予想されています。

「クレジットカード」がどうして一番人気なのか?

主に考えられる理由はカードの万能性と付帯特典の魅力です。「プリペイドカード」の需要が拡大しても「クレジットカード」との差はなかなか縮まりそうにありません。

クレジットカードは万能である

クレジットカードは「後払い」ができることが特徴です。様々なブランドを選択できることからも海外特化のカードを作るなど、自分にとって使い勝手の良いカードを作れることが人気の秘訣です。

「プリペイドカード」は先払いのカードであり、「デビットカード」は現金払いと同じくリアルタイムの支払いとなります。これらのカードもいろんなブランドを選べますが、クレジットカードに比べると選択肢はまだまだ少ない現状です。

クレジットカードは支払方法の自由度が高く、「分割払い」や「リボ払い」から支払額を調整できます。また、即座に完済したいなら任意返済することですぐに完済することもできます。

後払いができると資金繰りを改善させることができます。今は収入に余裕がなくても翌月や翌々月までに支払額を調達すればよいため、これがクレジットカードが万能である所以です。

他の電子決済手段よりも付帯特典が充実

2つ目の理由として考えられるのが「付帯特典」です。クレジットカードの付帯特典は「ポイントプログラム」や「保険」など、カードによって様々な特典が付帯されています。

クレジットカードはカードを使えば使うほど、何かしらの還元を受けることができます。また、その還元が「プリペイドカード」や「デビットカード」よりも高いことが多いため、支払方法の万能性を考慮してもクレジットカードを選ぶ人が多いのだと思います。

クレジットカードの難点は審査である

人気の高い電子決済手段は「クレジットカード」なわけですが、「クレジットカード」の難点は審査があることです。作りたいカードがあっても審査に合格できないケースもあるため、ここが最大のネックとなります。

「プリペイドカード」や「デビットカード」は審査がありません。申込資格を満たしているなら誰でも作ることができます。この点を考慮すると、将来的に「プリペイドカード」の需要が今の2倍になるというのは納得できる予想ではないでしょうか?

また、「クレジットカード」は使い過ぎてしまうという不安要素もあります。自己管理が苦手な方にとっては相性の悪い電子決済なので、過度な浪費癖せがある方はあえて「プリペイドカード」や「デビットカード」を作ることもあります。

デビットカードの需要が伸びない理由

2015年のデビットカード決済は7,324億円、これが2020年には1兆4,268億円になるされています。こちらも「プリペイドカード」と同様におよそ2倍の成長を遂げるという予想です。

すでに「デビットカード」を愛用している方にとっては「プリペイドカード」よりも「デビットカード」の方が需要が低いのは少し不思議に感じますね?

「デビットカード」の需要が伸びないのは主に2つの理由が考えられます。

数が少ないため自由に作りずらい現状がある

デビットカードというのは銀行口座から即時に引き落とされるため、基本的にメインバンクで作るのが理想です。デビットカードを使うために他銀行で口座を開設すると、自然とその口座をメインバンクにしなければ使い勝手が悪くなります。

現状は「クレジットカード」や「プリペイドカード」に比べると、デビットカードのリリース数はまだまだ少ないです。それは、一般的なデビットカードの認知度にも影響しているわけです。

この銀行でデビットカードを作りたいのにデビットカードがない!そんな現状があることがデビットカードの需要が伸びない大きな理由です。

J-デビットの存在がイメージ低下に繋がっている

デビットカードを語る上で「J-デビット」について触れておく必要があります。「J-デビット」は日本デビットカード推進協議会が管理するデビットカードですが、国内のほぼすべての銀行のキャッシュカードに自動付帯されているデビットカードです。

「カードウェイブ」の需要データから見ても、デビットカードは使えないという認識を持っている方が多いと推測できます。どうしてデビットカードは使えないのか?

その理由は「J-デビット」にあります。キャッシュカードに自動付帯されているのは嬉しいものの、大手コンビニやスーパーなど身近なお店で使うことができません。

J-デビットは実用性が極度に低い

「J-デビット」は「J-デビット」のマークがあるお店だけで使うことができ、オンライン決済は不可です。現状は「J-デビット」の加盟店がかなり少ないため、日々の生活で使えるお店を見つけるのが難しいです。

JCBデビットやVISAデビットの場合、それぞれの加盟店で使うことができオンライン決済も可能です。「J-デビット」に比べると遥かに実用性が高いデビットカードです。

ファミマT・デビットカードが分かりやすい例

デビットカードは知られていないだけで実はかなり優秀な電子決済手段です。

主なメリットは銀行口座からお金を降ろす必要がないため、これによってATM手数料を節約できる効果があります。また、カードによってはポイントを貯められたり、キャッシュバックを受けられるなど、「プリペイドカード」と同様のメリットがあります。

デビットカードが「プリペイドカード」に引けを取らない電子決済手段であることを証明する良い実例があります。それは「ファミマT・デビットカード」です。

ファミマT・デビットカードの知られざる事実

ファミマT・デビットカードはファミマT・クレジットカードと殆ど同じメリットがあります。

両者のカードは「ファミリーマート」でポイントがお得になることが特徴ですが、実はポイント還元率からファミマ特典までを比較しても大差がありません。

ファミリーマートでポイントをお得に貯めるためにファミマT・クレジットカードを検討しているなら、ポイント還元率だけを見るとファミマT・デビットカードでも良いことになります。

JCBデビットカードの普及に期待が持たれる

現状のデビットカードはJCBデビットカードかVISAデビットカードしか選択肢がありませんが、2017年時点では着々とJCBデビットカードの需要が増えています。

今までは「J-デビット」しか選べなかった銀行でも、今後はJCBデビットを選べるようになる可能性があります。そうなると、デビットカードの認知度も高くなり、需要も拡大するのではないでしょうか?

2020年のキャッシュレス社会を見据えて

来たるべき2020年に向け、日本のキャッシュレス化は大きな飛躍を遂げようとしています。官民を挙げての一大プロジェクトにより、訪日外国人向けサービスの充実はもちろんのこと、日本の生活者にとっても安心・便利な社会インフラの整備が進んでいます。

引用元:https://www.cardwave.jp/news/detail.php?id=19

2020年は今よりもキャッシュレスが身近な決済手段になりそうです。それまでに何かしらの電子決済手段を検討しておきたいところですね。

さて、学生の方にとっては「クレジットカード」は審査がネックとなりますが、「プリペイドカード」や「デビットカード」なら無審査で簡単に作ることができます。

「プリペイドカード」と「デビットカード」ならどちらが良いのか?これはどんなメリットを求めているのかによって変わってくるので一概に答えはありません。

一般的には「nanaco」や「楽天Edy」など、「プリペイドカード」の方が人気が高いです。しかし、ファミマT・デビットカードを始めとして、JCBやVISAの「デビットカード」を選んでおけば、両者は大きな差がないと言えます。

来るべき2020年のキャッシュレス社会に向けて、自分にとってベストな電子決済手段をじっくりと探してみてください。

デビットカードとは?作り方・使い方・審査・オススメカードの徹底まとめ

最近ではクレジットカード以外でもキャッシュレスで買い物ができるカードが発行されています。その中の一つにデビットカードがあります。デビットカードは金融機関のキャッシュカードで買い物ができるサービスですが、VISAと提携したデビットカードが発行されてからますます便利になっています。今回はデビットカードの作り方からおすすめのカードの紹介まで徹底的にデビットカードを解剖していきます。

デビットカードのしくみと特長

まずはデビットカードがどのようなものなのかご紹介しましょう。

デビットカードのしくみ

デビットカードは銀行のキャッシュカード機能もあり、さらにデビットカード加盟店で買い物ができるシステムです。買い物の代金はすぐに銀行口座から引き落としされるので、クレジットカードのように発行会社にはリスクがありません。そのためデビットカードにはクレジットカード発行のような審査は必要ありません。現金がそこにあるかどうかが違うだけで、基本的にはキャッシュカードでお金を引き出すのと同じだからです。

※未払い等金融事故被害を与えてしまった金融機関及び関係会社では取引を断られ、結果的にデビットカードを作れないことも稀にあるようです。

日本ではJ-Debit(日本デビットカード推進協議会)がほとんどの金融機関と提携してデビットカーサービスを提供しています。これは申込も申請も不要で、キャッシュカードさえあればすぐに加盟店で買い物ができる便利なサービスです。しかし利用できる端末機は全国で45万ヶ所しかなく、しかも国内利用に限られているのでクレジットカードの利便性に劣っていました。そこに登場したのがVISAデビットカードです。

VISAデビットカードとは?

VISAと金融機関が提携して発行しているのがVISAデビットカードです。初めて発行されたVISAデビットカードは2005年のスルガ銀行のVISAデビットカードでした。これ以降イーバンク銀行(現在の楽天銀行)やジャパンネット銀行といったネット銀行を中心に発行が続き現在に至っています。

VISAデビットカード最大の特長は、VISA加盟店で利用できるということです。つまり海外利用も可能になりました。これによってデビットカードの利便性がさらに高まったのです。

デビットカードは審査がいらない

デビットカードは審査不要ということは説明しましたが、これによって利用できる人の幅が広がりました。クレジットカードでは審査の対象とならない人でもVISAの加盟店が利用できるというのは大きなメリットになります。入

会条件は発行会社によって少し違いがありますが、基本的に銀行口座を持っていれば、高校生でもVISAデビットカードを作り、クレジットカードに近い形で使うことができます(デビットカードによって申込可能年齢は若干違うものの、15歳高校生からが主流です)。さらにクレジットカード審査で却下された人や、クレジットカードに抵抗がある人なども使いやすいのがVISAデビットカードです。

※「クレジットカード 高校生」という検索が一定数ありますが、そういう方にこそデビットカードを知って持ってほしいものですね。

VISAデビットカードの作り方と便利な使い方

具体的にVISAデビットカードはどうやって作ったらいいのか、そのサービスはクレジットカードとどのように違うのか解説しましょう。

VISAデビットカードの作り方

基本的には金融機関のホームページからオンラインで申込をしますが、口座を持っていなければ同時に口座開設も同時に行うことになります。口座を持っていてキャッシュカードを利用している場合は、申込をすれば新しいデビット機能付きのキャッシュカードが送られてきます。

口座開設と同時申込の場合はオンラインで口座開設の申込後に口座開設の書類が自宅に送られてきます。身分を証明する書類とともに申込書類を返送してから、1週間ほどでデビットカードが手元に届きます。

VISAデビットカードは海外利用に便利

VISAと提携したことでデビットカードは海外利用にも便利になりました。ショッピングもちろんですが、ATMを利用することでさらに便利な使い方ができます。海外旅行ではクレジットカードを利用するという人でも、現金を使う場面はあるでしょう。その時はVISAデビットカードを利用すると必要金額だけATMで現地通貨を引き出すことができるので便利です。これで両替所を探すことなく、また高額な現金を持ち歩くリスクもなく現金を使うことができます。

クレジットカードのキャッシングでもATMから現金の引き出しができますが、金利がかかってしまいます。その点VISAデビットカードは預金を引き出すだけなので、為替手数料がかかるだけです。

海外でのクレジットカード利用はこちらの記事も参考にどうぞ。学生が海外留学するときのクレジットカード、オススメは?注意点は?保険の使い方は?

ポイントサービスもあるVISAデビットカード

J-Debitの場合はクレジットカードのようなポイントプログラムや付帯保険、優待サービスなどがありません。VISAデビットカードにも海外旅行傷害保険といった付帯サービスはありませんが、発行金融機関によって独自のポイントサービスがあります。標準で還元率0.2%の還元率ですが、還元率1%のカードもあり現金払いでは何もないことを考えるとVISAデビットカードを利用するとお得です。

発行金融機関によってサービスが違う

デビットカードを発行する金融機関はネットバンクや流通系の銀行といった金融機関も多くあります。それぞれ特長のあるサービスを提供しています。ジャパンネット銀行ではネットショッピング専用デビットカードとしてカードレスのデビットカードも発行しています。カード番号は4つまで発行でき、1日5回変更できるので不正利用が防止できます。またイオン銀行のデビットカードではイオンでの割引があるなど、それぞれ特長があるので自分にあったデビットカードを選ぶことができます。

JCBもデビットカードを発行

VISAに続いてJCBもデビットカードのサービス提供を開始しています。VISAデビットカードと基本的には同じメリットがありますが、JCB特有のサービスも提供しています。JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせを日本語で対応している「JCBプラザ」の利用がJCBデビットカードでも可能です。JCBプラザは海外60ヶ所にあるので海外旅行に便利です。

おすすめのデビットカード

デビットカードはいろいろな金融機関が発行しています。金融機関によってサービスが違うので、おすすめのデビットカードから自分にあったものを選んでみましょう。

2018年に新登場した、「GMOあおぞらネット銀行デビットカード」はかなりお得なキャンペーンを実施中ですのでぜひ公式サイトでチェックしてみてください!

まとめ

クレジットカードは後払い、プリペイドカードは前払いですが、デビットカードはちょうどその中間にあって、ショッピングと同時に口座から引き落としされます。

最も現金に近い支払い手段ですが、現金を引き出す手間もなくカード盗難保険も付帯されているので万一盗難にあっても安心です。

ほかにデビットカードの利用枠が設定できるという点や利用を自由に制限できる点も安全面で役立っています。クレジットカードに比べるとサービス面では少し劣りますが、一部クレジットカードと同じサービスも提供されています。

VISAやJCB加盟店でクレジットカードと同じように買い物ができて、現金よりも安全なデビットカードは現金払いをしている人でクレジットカードは作りたくない、作れない事情があるという人におすすめのカードです。