クレジットカードの暗証番号が「生年月日」だと不正利用時の保険が適用されない!?悪用事例・保険適用外のケースもまとめて解説。

クレジットカードの暗証番号が生年月日だと、不正利用時の補償が効かない!?

クレジットカードで買い物をしたら、伝票(=レシート)にサインをするのが一般的でした。

ところが最近では、機械に4ケタの暗証番号を入力して決済する方法が増えてきました。

カード会員であることを確認する方法が、サイン→暗証番号入力に変わってきたのです。

今回はますます重要になった「クレジットカードの暗証番号」についての解説をします。

とても重要なことなのでクレジットカードの基礎知識として身につけておきましょう。

学生の方も必見です!

クレジットカードの暗証番号が生年月日だと、不正利用時の補償が効かない!?

クレジットカードには、万が一の不正利用に備えて「保険」がついています。

ただし、状況によっては保険が使えないことがありますので、まずは保険が使えない例外パターン3つを抑えておきましょう。

カードの保険が使えないとき! 

  • 誰かにカードを貸した
  • 暗証番号が予想しやすい設定になっている(誕生日など)
  • 本人に重大な過失(=ミス)がある場合

■詳細:クレジットカードの紛失・盗難保険、不正利用・不正請求されても補償されないケースは?

暗証番号は絶対に秘密にしておく

暗証番号は絶対に他人に知られてはいけません。

信頼している家族や恋人であっても同じです。

暗証番号を誰かに教えてしまっていた場合、不正利用されたときにカードを保険を使うのは非常に難しくなります。

  • 家族や恋人に暗証番号を教えてしまった
  • 誕生日や電話番号を暗証番号にしている
  • 暗証番号をカードの裏面に書いている

このような場合は、いますぐに暗証番号を変更しましょう。

クレジットカードの暗証番号はサインよりも安全?

暗証番号はサインよりも安全

クレジットカードの裏面には名前をサインする欄があります。

カードの裏面を見れば、サインの字体を真似することは難しくなく、誰でもあなたのサインを盗めてしまいます。

カード裏面のサインと伝票のサインを見比べないお店もあるため、サインの偽装は想像以上に簡単です。

これに対し、暗証番号は4ケタの数字の組み合わせからできており、パターンは1万通り以上とサインより圧倒的に安全です。

自分の個人情報(生年月日・住所・電話番号など)から切り離した4ケタの数字を使うことで、より安全性を高めることができます。

ポイント!

【小ネタ】サインは英語より漢字の方が外国人には真似が難しくオススメです。

暗証番号は推測されないものにする

0000や1111など同じ数字(=ゾロ目)の暗証番号は以前から登録できませんでした。

最近は、ゾロ目に加えて「生年月日」も暗証番号として使えないケースが増えています。

実際にクレジットカードを盗まれたと仮定してみましょう。

クレジットカードが盗まれるということは、財布ごと盗まれているはずです。

財布には、運転免許証や健康保険証などがあり、住所や生年月日といった個人情報は簡単にわかってしまいます。

そのため、生年月日を暗証番号に設定できないカードが増えています。

暗証番号は個人情報に関する数字ではなく、自分だけにしかわからない数字を登録してください!

暗証番号にはこんな数字がいいかも

「生年月日が使えないなら4ケタの数字を考えるのは難しいなあ…」

なかなかいい数字が思いつかないときは、以下のような考えで暗証番号を作るのはどうでしょうか?

  • 好きなスポーツ選手の背番号の組み合わせ
  • 家族の誕生日の組み合わせ
  • 昔住んでいた住所の組み合わせ

重要なのは「番号を組み合わせること」です。

組み合わせることで自分にしかわからない4ケタの数字が出来上がります。

過去のクレジットカード・暗証番号の悪用実例

クレジットカードと暗証番号が盗まれ、悪用された2つの例を紹介します。

①自分でカード情報や暗証番号を教えてしまったケース

自分でクレジットカードの暗証番号を教えてしまったケース

このように、クレジットカードをターゲットにした犯罪は日々行われています。

犯人は銀行員やカード会社など、それらしい職業になりすまし、あなたのカード番号や暗証番号を聞き出してきます。

「本人確認のために暗証番号を教えてください」

「念のためカード番号を教えてください」

電話相手にこのように言われたら「詐欺」の可能性が非常に高いです!

1度電話を切り、家族や警察に相談してください。

たとえ、本物のカード会社であっても暗証番号を電話口で確認することはありません。

②キャッシングが悪用され、ATMの監視カメラの映像を見たら…

クレジットカードを家族が利用した場合はカード盗難保険の適用外

ある日、女性からクレジットカード会社のセキュリティ担当に、身に覚えのないキャッシングの請求が来たという相談がありました。

利用されたATMには監視カメラが付いており、後日監視カメラの映像を確認すると…

なんと、ATMを利用していたのは女性の配偶者(夫)だったのです。

クレジットカードの保険は、家族間の被害には適用されません(本当の事故か家族で示し合わせた嘘かわからないため)。

家族間のトラブルは家族内で解決するのが基本という考え方です。

家族はあなたがカードの暗証番号を入力している姿を見ることが多いです。

たとえ家族であっても、暗証番号の入力は見られないように注意しましょう。

暗証番号が通常のカード払いでも使われるようになった背景:ICチップ

暗証番号がカードショッピングでも使われる背景

暗証番号が多様されるようになったのは、ICチップ搭載の「ICクレジットカード」が普及しているからです。

現在のクレジットカードのほとんどにはICチップが搭載されていますが、同時に磁気ストライプも搭載されています。

これには、ICカードの普及に端末機が完全に追い付いていないという事情があります。

ICチップ搭載のクレジットカードの決済方法

クレジットカード搭載のICチップは、磁気ストライプを読み取るクレジット端末機では読み取りができません。

カード加盟店はICカードに対応するためには新規端末を導入する必要があります。

そのためには設備投資が必要となりお金もかかるので、ICチップ用の端末機の普及が遅れているのです。

ICチップと磁気ストライプのデータ保管のセキュリティの差

ICチップと磁気ストライプのデータ保管

磁気ストライプにはかつて「カード表面の情報」+「暗証番号」が保存されていました。

しかし、磁気情報の読み取りができる犯罪装置が普及してきたため、現在ではカード表面に印刷された情報しか保存されていません。

犯罪装置は「スキマー」と呼ばれています。

スキマ―を使った犯罪(=スキミング)を避けるために、ICチップの導入が進んでいます。

ICチップのデータは暗号化されているので、実質的に第三者の読み取りは不可能なので、暗証番号情報もICチップで保存しています。

磁気ストライプのデータは読み取り放題

磁気ストライプのデータはスキマーによって読み取ることができます。

ただし、読み取りできるのはクレジットカード本体に印刷されている情報だけです。

それでは何のためにわざわざ読み取り装置まで購入してクレジットカード情報を盗み出す犯罪があるのでしょうか。

それはクレジットカード本体をカード会員の手元に残して、情報だけを盗むことで不正利用の発覚を遅らせるためです。

クレジットカード本体をカード会員の手元に残して、情報だけを盗むことで不正利用の発覚を遅らせる

クレジットカード会員はカード本体が手元にあるため、安心しきっています。

クレジットカードの請求書が届いたときに、やっとカードの不正利用に気づく流れです。

請求書が届くまで、犯人は盗んだカード情報で不正利用し放題です。

紙の請求書だけでなく、Webからも小まめに請求書を確認するようにしてください。

カード会社の不正利用の監視をしている

クレジットカード会社には、24時間体制で不正利用を監視するセキュリティー部署があります。

  • 長期間使われていないカードで急に高額の買い物があった
  • 普段と違う買い物パターンをしている
  • 海外でのりようがある

このようなパターンを監視して、不正利用を早期に発見しています。

※筆者も経験があります。

まとめ:クレジットカードの暗証番号には注意!

まとめ:クレジットカードの暗証番号には注意!

暗証番号は適切に登録してきちんと管理していれば、サインよりもはるかに安全です。

今まで生年月日や電話番号などを暗証番号にしていた方は、至急暗証番号を変更してくださいね!

ただしICチップ付きのクレジットカードの場合、暗証番号はチップにも保管されているのでクレジットカードの切り替えが必要になります。

このような手間をかけないためにも、暗証番号はよく考えてからクレジットカードの申し込みをしましょう。

■詳細:クレジットカードの紛失・盗難保険、不正利用・不正請求されても補償されないケースは?

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運営者プロフィール

学生クレカ管理人

学生クレカ管理人

自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人を一人でも減らしたいという気持ちで当サイトを6年以上運営しているクレジットカードの専門家。

 

100枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきた(大学生の頃は6枚所有)。マイルを累計30万以上保有。航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味。Amazonでのお買い物も累計30万円分以上、ほぼポイントで済ませている。

 

カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常に知識をアップデートしている。

 

これからも、少しでもわかりやすい記事を届けられるように努力していきます!

 

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