クレジットカード(分割払い・リボ払い・キャッシング借入)の支払いを早めることはできるか?利用額の繰り上げ早期返済について

繰り上げ返済とは?

クレジットカードでの分割払いの繰り上げ支払い

クレジットカードの支払いというのは「支払日」に行います。

支払日の請求額は「締め日」に確定するため、締め日がやってきた時は請求額を把握して支払日に備えるのが基本です。

通常はカードの利用頻度や利用額に関わらず、カード生活は完済するまで上記をループするだけです。

繰り上げ返済とはこの通常の支払いサイクルに加えて、「毎月の支払日より早い日に臨時の支払いをすること」を意味します。

いつでも好きなタイミングで普段より多い額を返済できます。

 

【繰り上げ返済のメリット】

  • カードの利用可能枠を通常より早くあけることができる
  • 支払手数料をおさえることができる

※メリットの詳しい内容はのちほど解説します!

基本的に、繰り上げ返済は1回払いしか利用していない方はあまり使わないかと思います。

繰上げ返済が大きな力を発揮するのは、分割払いやリボ払いを利用したときです。

繰り上げ返済を積極的に利用すると早期完済に繋がり、無利息を除いて早期完済は手数料節約に繋がりますよ。

クレカ分割払いの繰り上げ返済(支払いを早めること)はできるのか?

結論、繰り上げ返済はできます!

事前に連絡が必要なケースが多いので、カード会社の公式サイトでチェックしてから手続きをしましょう。

楽天カードでの繰り上げ返済

Q:カードの利用残高を、毎月のお支払い日より先に返済することはできますか?

A:口座振替よりも先にご返済をご希望の場合は、お電話でのご連絡が必要となります。

引用:楽天カード-よくあるご質問

三井住友VISAカードでの繰り上げ返済

Q:分割払いの残高を早めに支払いできますか?(繰上返済)
A:はい、可能です。

分割払い残高の繰上返済は「リボ・分割デスク」でのみ受付いたします。

お手数ですが、カードのご契約者(本会員)から「リボ・分割デスク」へご連絡をお願いいたします。

引用:三井住友三井住友カード-よくあるご質問

繰り上げ返済を利用すれば、いつでも支払いができるので完済を早めることができます。

繰り上げ返済の考え方

繰り上げ返済の考え方で気を付けたいのは、繰り上げ返済をしても毎月の支払日をスキップできるわけではない点です。

具体例として下記のようなケースを見てみましょう。

例:Aさんには、分割払いの残高があと6か月分あります。
支払日は毎月15日ですが、今月は余裕があったので月初の5日に繰り上げ返済をしました。

Aさんは5日に繰り上げ返済をしましたが、この返済で15日分の返済を相殺したことにはなりません。

Aさんにはまだ分割払いの残高が5か月分残っており、通常の支払日15日がくるといつも通りお金は引き落とされます。

注意!

例外として、全額まとめて完済した場合や、完済まで残り1回の場合はもう代金を引き落とされることはありません。

繰り上げ返済をするときの支払い方法

繰り上げ支払いのやり方

繰り上げ返済の支払い方法は「ショッピング枠」と「キャッシング枠」では異なることが多いです。

まずは、自分が繰り上げ返済をしたい支払いを区別して把握しましょう。

次に、それぞれの利用枠で使える支払う方法を確認しましょう

 

【繰り上げ返済時の主な支払い方法】

  • ATMで返済
  • 振り込みで返済
  • 振替口座から支払日にまとめて返済

会社や枠によっては、ATM返済はOKだけど、振り込み返済はNGなどいろいろとルールがあります。

最後の「まとめて返済」は、支払日の金額を増額させる方法で、繰り上げ返済とは少し意味合いが異なりますがあわせて紹介しておきますね。

繰り上げ返済の単位(何円からOK?)

繰り上げ返済の方法や支払い可能額は各社によって異なるので、事前の確認をオススメします。

参考までにJCBのケースを紹介しておきます。

JCBは支払い方法によって返済の単位が異なっています。

【1】振替口座から振替日にまとめて引き落とし
分割払い・スキップ払いは専用ダイヤルで全額まとめてのお支払いのみ受け付けています。

【2】ATMでのご返済
JCBカードと暗証番号(4桁)があれば、毎月お好きなときに1万円単位(※)で金融機関・コンビニのATMからお支払いができます。

※一部の金融機関では1,000円単位

【3】 振り込みでのご返済
カード裏面のカード発行会社へご連絡ください。

引用:JCB-クレジットカードの繰上返済とは?メリットや手続き方法

ちなみにカードローンやキャッシングの場合、ネット経由で繰り上げ返済する時は1円単位で調整できるケースが多いです。

本当に返済単位はさまざまなので、繰り上げ返済の方法と合わせて確認しておくようにしましょう。

繰り上げ返済はどんな時に使うべき?

クレカの支払方法と繰り上げ返済の相性は、「手数料が発生するかどうか」にあります。

下記を参考にしてみてくださいね。

  • 1回払い+分割2回:手数料なし、繰り上げ返済はほぼ不要
  • 分割3回~:手数料あり、繰り上げ返済がオススメ
  • リボ払い:手数料あり、繰り上げ返済がオススメ
  • ボーナス払い:1回払いは手数料なしのため不要、2回払いは繰り上げ返済がオススメ
  • キャッシング:手数料あり、繰り上げ返済がオススメ

手数料が発生する支払い方法の繰り上げ返済

手数料が発生する場合は、繰り上げ返済をすることで「手数料をおさえる(支払総額を安くする)」ことができます。

3回以上の分割払いやリボ払いなどでは、繰り上げ返済をすればするほど手数料がおさえられ、支払総額を安くすることができます。

金銭的に余裕があれば、無理のない範囲で積極的に繰り上げ返済をしましょう。

手数料がかからない支払い方法の繰り上げ返済

基本的に手数料が発生しない場合(1回払いなど)の繰り上げ返済の目的は、「利用枠をあける」ことです。

利用枠を早く開けたい状況というのは、近日中に高額の支払いをカードでしたいときなどですね。

利用枠以外に、手数料が安くなるなどの金銭的メリットはありませんが、残高(借金)を早く減らせるのは心理的に楽です。

繰り上げ返済に必要なものは?

クレジットカードの繰り上げ返済に申込書類などは必要ありません。

必要なのは「電話などの手続き」と「繰り上げ返済用のお金」だけです。

お金さえあればいつでも繰り上げ返済ができます。

分割払いの繰り上げ返済は余剰資金で行うのが基本!

分割のまとめ払いは余剰資金でやるべき

繰り上げ返済の理屈はとてもシンプルなので、とくに戸惑うことはないでしょう。

1つ気を付けておきたい点として、無理をしないことです。

借金は早く完済するに越したことはありませんが、無理をして繰り上げ返済をすると、いつもの支払日に使うお金を用意できないことがあります。

上記の通り、繰り上げ返済をしても毎月の支払日はなくならないので、この点はしっかりと頭に入れておきましょう。

繰り上げ返済には臨時収入を使うことが多い

宝くじで100万円が当たった、会社から思わぬボーナスを貰えた、こうした状況は繰り上げ返済をするにはもってこいな状況です。

ほかにも、不用品をメルカリなどで売って繰り上げ返済用の資金を生み出すのもいいですね。

繰り上げ返済をするには、支払日に必要な資金とは別にプラスでお金が必要です。

これが出来ない場合は通常どおり、毎月の支払日に備えることに全力を注ぎましょう。

優先して返済すべきはキャッシング枠!

ショッピング枠とキャッシング枠の双方において借金がある場合、繰り上げ返済はキャッシング枠を優先しましょう。

  • ショッピング枠(リボ払い・分割払い)の金利:15%前後~18%
  • キャッシング枠の金利:ほぼ18%

キャッシングを先に潰す方が借金総額における総手数料は安く抑えられるはずです。

「借り換え」という手もある

思いもよらない臨時収入でもない限り、余剰資金を作りだすのはなかなか難しいです。

上級者向けのテクニックですが、繰り上げ返済できない場合は「借り換え」を検討してみるのもオススメです。

キャッシングの返済額を左右するのは「金利」です。

クレジットカードのキャッシングやリボ払いの金利は高い傾向にあります。

そこで、銀行カードローンなどクレジットカード会社よりも金利が安い借り先で資金調達をし、そのお金で高い金利の支払いを完済してしまう方法もあります。

もともとの借金額は変わりませんが、金利が安くなるので支払総額は借り換えをしたほうが安くなります。

ポイント!

この方法は金利が高い「キャッシング」や「リボ払い」の負担を減らす方法として有効です。

返済意識は確実に高くなるのでオススメ

分割払いの繰り上げ支払いはオススメ

繰り上げ返済の良いところは「返済意識」や「返済テクニック」が向上することです。

クレジットカードは返済種別が多く、金利を含めて何かとややこしいですね。

多くの人は細部まで把握することなく、割と適当に支払いをこなす日々となります。

「繰り上げ返済というやり方がある」ということを知るだけで、金融知識のレベルアップに繋がり、より上手にクレカを使えるようになります。

クレジットカードの繰り上げ返済は、住宅ローンなどの各種ローンとほぼ同じ仕組みですので、将来のためにも覚えておいて損はありません。

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運営者プロフィール

学生クレカ管理人

学生クレカ管理人

自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人を一人でも減らしたいという気持ちで当サイトを6年以上運営しているクレジットカードの専門家。

 

100枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計19枚のカードを所有してきた(大学生の頃は6枚所有)。マイルを累計20万以上保有。航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味。Amazonでのお買い物も累計30万円分以上、ほぼポイントで済ませている。

 

カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常に知識をアップデートしている。

 

これからも、少しでもわかりやすい記事を届けられるように努力していきます!

 

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