他人にクレジットカードを貸さない

あなたは誰かに自分のクレジットカードを貸してはいませんか?

友達はダメな気がするけど家族なら大丈夫。

そのような気持ちで家族にカードを貸している人もいるかもしれません。

クレジットカードの貸し借りは間柄を問わず厳禁で、もちろん家族もNGです。

家族や友人にクレジットカードを貸すと規約違反?!

クレジットカードが郵送到着するときに小冊子が同封されていると思います。

その小冊子はカードの「利用規約(=守らないといけないことが書かれている冊子)」です。

※規約はインターネットでも確認できます

実際に三井住友カードの利用規約を確認してみましょう。

カードの所有権は当社に属し、カードおよびカード情報はカード表面に印字された会員本人以外は使用できないものとします。

引用:三井住友カード会員規約第6条2項

クレジットカードが使えるのは表面の名前の人のみということです。

この表面に書かれた名前の人を「名義人」ともいいます。

繰り返しとなりますが、クレジットカードは名義人しか利用できません。

もし、今まで夫婦間や家族間でクレジットカードの貸し借りをしていた人は至急やめてください。

貸し借りはカード会社の規約に違反しています。

バレなければいいんじゃないの?

「カード会社にバレなければOKでは?」

このように考える人もいるでしょう。

実際のところ、家族間のカードの貸し借りをカード会社が発見・指摘することはほぼありません。

ただし、だからといってこっそり貸し借りを続けていると万が一のときに非常に困ります。

トラブル1:不正利用されたのに保険がおりない!?

クレジットカードには不正利用や盗難・紛失に備えた保険が付帯されています。

通常であれば、保険適用期間内に手続きを済ませれば被害額の全額が補償されます。

しかし、カードの利用規約にも明記されている通り、「家族や同居人による不正利用は保険の対象外」です。

第14条(会員保障制度)

(3)会員の家族・同居人・当社から送付したカードまたはチケット等の受領の代理人による不正利用に起因する場合

引用:三井住友カード会員規約第14条3項(3)

家族にクレジットカードを貸したために起こった不正利用の被害は、すべて自分に降りかかります。

不正利用された金額もすべて支払わないといけません。

これは「家族に不正利用されました!(実は自分が買い物していた)」という嘘からカード会社を守るための規約でもあります。

何でも不正利用として認めているとキリがありませんよね。

このような事情もあって、家族間の貸し借りに起因する不正利用は補償の対象外であることをよく覚えておいてください。

■参考:クレジットカードの紛失・盗難保険で補償されないケースとは?

トラブル2:その口約束本当に守ってもらえる?

クレジットカードを貸してほしいと言ってくる人は、きっと「返済は必ずするから!」とも言ってくるはずです。

本当に責任をもって返済してもらえるのでしょうか?

恋人や友人だと懸命にお願いしてくる姿に、ついOKしたくなる気持ちもわかります(そもそも貸し借りは利用規約上NGですが…)。

とは言え、もし約束通りに返済してもらえなければ、使われた金額の支払い義務はあなたにあります。

困っている人を助けたい気持ちはとても素晴らしいですが、一歩立ち止まって冷静に判断してください。

ポイント!

もし恋人や友人がお金の問題で困っているようなら「法テラス(国が設立した法律機関)」を紹介してあげましょう。

■参考:はじめてのクレジットカードを持つ君へ。安心・安全にカードを使い、トラブル・使いすぎを防ぐために知ってほしい10の法則

家族でカードを使いたい場合、どうすればいい?

カード

家族でクレジットカードを貸し借りするのは利用規約違反とは言え、便利な部分もあります。

支払いを1枚のカードの集約できるのはとても便利ですよね。

この便利さを維持しつつ、家族で合法的に使えるのが「家族カード」です。

家族カードってどんなカード?

家族カードの基礎知識

家族カードとは本会員のカードに紐づいたカードを差します。

具体的に見てみましょう。

  • 本会員(親カードの持ち主):お父さん
  • 家族会員(家族カードの持ち主):子供

このような場合、子供の家族カードの支払い責任は、本会員のお父さんにあります。

カードを利用した子供には請求がきません。これが家族カードです。

家族カードの特徴

家族カードは本会員(お父さん)の審査に問題がなければ、無審査で発行できます。

そのため以下のようなケースにも対応できます。

  • カードの審査が不安な専業主婦の妻にカードを持たせたい
  • 子供※にカードを持たせたいが支払いは自分の口座から引き落としたい

※家族カードは18歳以上からもてます

1枚のカードを家族間で使いまわすのではなく、家族ごとに家族カードを発行してあげればより安全に利用できます。

家族カードのメリット・デメリット

家族カードとしてクレジットカードを持つメリット・デメリット

メリット・デメリットは上記の画像の通りです。

より詳しい情報については下記の記事を参考にしてみてください。

■参考:学生が家族カードと、自分のクレジットカード、それぞれを所有し利用するメリットデメリット

クレジットカードの利用ルールを再確認しよう

クレジットカードのルール

ここまではクレジットカードの貸し借りはNGという話をしてきました。

クレジットカードを安全に使うためにはほかにもいくつかおさえておきたいポイントがあります。

1,クレジットカードの裏面には必ず署名をする

クレジットカードが手元に届いたらすぐに裏面に署名をしてください。

この署名はこのカードがあなたのものという証明であり、不正利用などの保険適用を受ける条件でもあります。

注意!

裏面に署名のないカードは保険が適用されません。

2,カード本体や番号の管理を徹底する

カード会員はカードの本体や番号を適切に管理する義務を負っています。

カードを他人に貸さないだけでなく、容易に使われるような状態にしておくのもNGです。

  • 机の上に出しっぱなしにしておく
  • カード番号を書いたメモを冷蔵庫に貼る

上記のような状態を作らないように、カードは厳重に保管してください。

【コラム】クレジットカードを貸したときに起こったトラブル

クレジットカードを他人に貸すとどんなトラブルが起こり得るのでしょうか…。

弁護士ドットコムというサイトに寄せられた実際の例を見てみましょう。

クレジットカードを知人に貸してしまった

信用の出来る知人にクレジットカード数枚を貸していて
5年間、毎月滞り無く返済をしていたのですが
急に支払いが滞り請求が一気にきました。

総額は500万円になります。

相手にきちんと請求が出来ますでしょうか?

引用:弁護士ドットコム-借金

弁護士による回答は以下の通りです。

クレジットカードの貸与は禁止されており、その借金はあなたが全額支払う必要があります。

他方でその知人には借りたお金を請求できますが、クレジットカード会社に滞らせている状況で支払能力があるとは思えません。

最終的にはあなた自身がクレジットカード会社への弁済を迫られることになります。

引用:弁護士ドットコム-弁護士A

この記事でも解説している通り、支払い義務は貸した本人にあります。

この弁護士さんが言っている通り、友人に請求したとしても返ってくる見込みはないでしょう。

トラブルを未然に防ぐためにも再三の記述となりますが、クレジットカードの貸し借りは絶対にやめてくださいね。

まとめ:クレジットカードの貸し借りはNG

クレジットカードの貸与は利用規約で禁止されています。

トラブルを未然に防ぐ意味でもカードの貸し借りはNGです。

家族間でカードを使いまわしたいのなら、「家族カード」を作成してください。

貸し借りと同様のメリットを規約上も問題なく得られますよ!

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運営者プロフィール

学生クレカ管理人

学生クレカ管理人

自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイトを6年以上運営しているクレジットカードの専門家。

 

130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきた(大学生の頃は6枚所有)。マイルを累計30万以上保有。航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味。Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませている。

 

カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常に知識をアップデートしている。

 

これからも、少しでもわかりやすい記事を届けられるように努力していきます!

 

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