クレジットカードを作りすぎた・特に5枚以上持っている人への整理のススメ。どうやって解約カードを決めて、手続きを進めていくべき?審査・信用への悪影響は?


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クレジットカードを断捨離する時の心構えは?

クレジットカードを複数枚作った、持っているけれど、つくりすぎて管理が大変。

不要なカードを解約してなんとか整理したいという方も少なくないのではないでしょうか。

筆者もこの経験があります。よく考えずに5枚以上のカードを持ってから、なかなか使わないカードも複数枚出てきて管理が面倒になり整理を考えました。

目的がありカードを持っているならいいのですが、無計画に作ってしまったカードや使わないカードを持っているのは悩みを増やすだけなので解約・整理をオススメします。

この記事では解約時の注意点を解説していきます。

解約前の注意!

まず、残しておくカード、解約するカードをしっかり選別しましょう。自分にとって必要なカードを残しましょう。

そして、複数枚の解約を考えているときは一度に解約せずに、計画的に期間を空けて解約するようにしましょう。一般的には3か月~半年以上の期間を空けて解約するのがよいとされています。

解約手続き自体はカード裏面に記載されているコールセンターに電話したり、ホームページのマイページから簡単にできます。簡単にできるからといって無計画に解約するのは要注意です。

なぜ、複数のクレジットカードを一度に解約してはいけないの?

カードの解約・延滞情報はカード会社・金融機関で共有されています!

クレジットカードを新規で作成した、あるいは解約・延滞したという情報は、クレジットカード会社を通じて、そのカード会社が加盟する個人信用情報機関に集められます。

つまり、ユーザーが所有しているクレジットカードのカード会社だけでなく、他のカード会社や金融機関とも情報を共有しているわけです。

※もし過去に延滞してしまったカードであれば、なるべく信用情報機関の最後の延滞記録が2年以内に残っていない状況にしてから解約すべきです。(カード会社が信用情報機関で取得できるデータで、2年間の支払い情報が一目瞭然になっているため、直近2年は定期的にカードを使い、返済している。延滞もない。という状態が見栄えが良く好ましいのです。)

クレジットカードは長く使うもの。一度に何枚も解約は不審な印象を与える

クレジットカードというのは長い間に渡って利用するのが普通です。それなのに、短い期間で何枚ものカードを申し込み、解約するというのは、ちょっとした異常で、不審な行動に思われる可能性があるんですね。

カード会社からすると↓こんなことを思うわけです。

  • 入会しても使ってくれないかもしれない
  • 入会特典狙いのユーザーかもしれない
  • 以前使っていたカードの支払いが延滞し、カード会社と揉めて解約になったのではないか

学生の方は初めてクレジットカードを持つ方がほとんどで所有期間も1〜4年と期間が短いです。なのであまりピンと来ないかもしれませんが、社会人の中には同じカード会社のカードを何十年も利用している方も大勢いらっしゃいます。

短期間での複数のカード解約は普通じゃないなと思われても仕方ないということはこれで理解できるはずです。

将来、カード会社・金融機関との取引で不利になる可能性も!

クレジットカードの入会特典に魅力を感じて入会したけど、入会特典をもらったら不要なので解約した。などと、ユーザーは軽い気持ちかもしれません。

しかし、カード会社や金融機関は慎重ですから、もっと重く考えてしまうわけです。極端な話

  • 経済的に困っているのかな?
  • 安易に金融取引をおこなう無責任な人?

などと思われてしまう可能性もあります。

カード会社や金融機関によって、受け止め方の程度は様々だと考えられますが、ユーザーの将来に不利益が生じる可能性があるのです。

たとえば、今後新しくクレジットカードをつくろうとしても、他のカード会社であっても、入会を断られる可能性が上がるかもしれません。

困ったことになる可能性があるのは、カード会社との取引ばかりではありません。銀行などの金融機関・消費者金融のローン・融資の審査に悪影響がでてくる可能性もあるのです。(申し込み、解約程度では大きな問題が発生することはほぼないですが、クレジットカードやスマホ料金の延滞・未払いを繰り返している人は将来的にこういった影響が出てきやすくなります。気を付けましょうね。)

確保するか、解約するか、それが問題だ! 解約時のカード選びチェックポイント

クレジットカードを複数持っていて、不要なカードを解約したいと思った時のカード選びのチェックポイントを解説します。

持っていてメリットのあるカード、デメリットのないクレジットカードを残すようにします。

持っているだけでコストがかかるカードか?

年会費の条件は必ずチェックすべし

年会費永年無料のカードは持っているだけで使わなければコストがかからないので、コスト面でのデメリットがないカードといえます。

カードの中には、年1回でも利用すれば次年度は年会費無料となるカードがあります。いわば年会費実質無料。こういったカードは年1回なにかで使えばOKなのでまだ安心できます。

逆に言えば、年会費がかかるのに使っていないカードは真っ先に解約候補とすべきカードです。

学生専用・若者専用クレジットカードは、大学卒業前に一度チェックしよう

学生の方は29歳以下限定といった、若者専用のクレジットカードを持っている方も多いと思います。

しかしこれらのカードの中には、学生時代は年会費無料、しかし卒業すると年会費がかかるといったカードも少なくありません。また、年会費初年度無料でも、翌年度以降は年会費が発生するものもあります。

これらのカードの中で利用していないカード、メリットが感じられないカードは、年会費がかかるようになる前に解約候補として検討しましょう。

持っているカードの利用ガイドや公式ホームページをあらかじめチェックしておくことをおすすめします。

※大学で作った大学提携カードで、卒業後は毎年年会費が5,000円以上かかるものもありますので、卒業前にしっかり調べましょう!

カードによって差がある付帯サービスや、普段使いの利便性で1軍のカード2枚を決める

ポイント特典は強いか?還元率は高いか?

普段使いで重要なのは還元率やポイント特典でしょう。

保険やセキュリティは満足できるか?

年会費無料のクレジットカードでも、旅行傷害保険が付帯していることが多くなっています。したがって、旅行傷害保険の有無・最高補償額・付帯条件をチェックしておきましょう。

年会費無料のクレジットカードで付帯する旅行傷害保険は、海外旅行がほとんどです。

国内旅行傷害保険が付帯するカードは珍しいです。そのようなカードは、国内旅行を年に何度もする方ならなおさら、持ち続けておくと便利で安心です。

セキュリティ・盗難対策・ショッピング保険等もないよりある、強い方がマシです。

優待サービスは自分のライフスタイルにマッチしている?

クレジットカードの多くは、加盟店の割引・優待特典が用意されています。自分が利用しない業種や店舗の優待特典は、あまりメリットはありません。

どのような優待特典があって、自分のライフスタイルにマッチしているかを確認しておきましょう。

意外と盲点。住んでいる地域によって異なるカードの利便性

関東圏や関西圏など、地域によって利便性やお得度が異なるクレジットカードも多いので、できるだけ全国的に利用できるカードが望ましいです。

特に、流通系や交通系カードとよばれるものは要注意です。

あなたの信用力を表してくれる、優良カードホルダーの証は手放すな!

きちんと利用・支払いしてきたクレジットカードは、まず確保!

利用代金は少額でも、毎月利用してきちんと支払ってきたクレジットカードを解約するのは、ちょっと待ったほうがいいかも!

そんなカードは、カード会社にとっても、信用情報機関の情報リスト上においても、あなたのことを優良なカードユーザーであることを証明してくれる証です。特に利用期間が長いほど価値があります。

クレジットカード会社にとって優良顧客というのは、カードをよく利用してくれて、利用代金を延滞することなくきちんと支払ってくれるユーザー。

もちろん、利用代金の支払が引き落とせなかったり、延滞するユーザーはNG。不良顧客の殿堂入りです。

カードによっては、優良顧客は自動的に利用限度額が拡大されることがあります。それまでの利用実績が評価されて、ユーザーの信用力が増した証拠です。

利用限度額が増枠されると、急な出費にも対応できるので、カードの利便性がアップします。

そのような可能性があるカードは、解約してしまってはもったいないカードといえます。

カードつくったけど、全然使ってない。そんなユーザーってどうなの?

では、カードをつくったけど、ぜんぜん利用していないというユーザーはどうでしょうか?

カード会社にとって不良顧客ではありませんが、優良顧客とはいえないですよね。カード利用時の手数料収入を収益の源泉としているカード会社にとってはクレジットカードは「使ってもらってなんぼ」の世界。

せっかくクレジットカードを発行して、口座や情報を管理している(これらは当然コストがかかります)のに、カードを利用してくれないと利益が発生しないわけですから。

納得できるカードを持ち、自分のペースを守りつつもしっかり使っていきましょう。

カードの常識、クレジットヒストリーは、やっぱり重要!

以上のように、カードの利用履歴というのはクレジットヒストリー(通称クレヒス)といって、カード会社や信用情報機関にとって、あなたの信用力を判断するために、とても大切な実績・情報なんです。

ですから、利用頻度が多くて延滞もなかった、そして利用期間が長いクレジットカードは大きなデメリット(年会費負担が大きいなど)が無い限り、手元に確保しておくことをおすすめします。

さいごに。クレジットカードのご利用と解約は計画的に!

最近は学生の方でもクレジットカードをつくるのが簡単になっています。入会特典も魅力的なので、ついつい無計画にクレジットカードを必要以上につくってしまいがちです。

不要だからといってカードを次々と解約してしまうと、将来思わぬところで不利益になる可能性があることをお分かりいただけたと思います。

あせらず、急がず。

本当に役に立つ・必要なクレジットカードを選んで、計画的にカードの断捨離をしてくださいね。

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