カード

クレジットカードは入会すると問題がない限りそのまま自動更新されて、ずっと使い続けることができるので便利です。

しかし、キャンペーン目的で入会したカードや、無理やり取引先に勧められて入会したカードなど使わずに放置しているカードも多いかもしれません。

クレジットカードは使わなくてもそのカード利用枠の金額が「使える金額」として認識されます。

使っていないクレジットカードが多すぎると、新しいカードの審査で不利になる可能性※もあります。

※使っていないクレジットカードの利用枠も他社利用として計算されるため。

それを防ぐためには使わないクレジットカードを作らないことと、作ってしまった場合は【解約】することが必要です。

今回は「クレジットカードの解約」や似ている言葉の「強制解約」との違いなどについて解説していきます。

クレジットカードの強制解約を避けよう!

クレジットカードの会員規約違反をするとクレジットカードは「強制解約」されます。

クレジットカードを返却する義務が生じで、残高がある場合は一括で請求されることになります。

もちろんそれまで貯まっていたポイントもすべて失効となり、いいことは一つもありません。

この強制解約の原因となるのは具体的にどんな場合でしょうか。

最も多いのは返済遅延による強制解約

クレジットカードの支払い遅延にはいくつか段階があります。

1~2週間程度の遅れは、一時的にクレジットカードは使えなくなりますが、未払いを解消すればまた使えるようになります。

このタイミングはクレジットカード会社によって全く違い、1週間の遅れでも強制解約の可能性はあるので注意しましょう。

一般的には1か月以上の遅れになるとクレジットカードは、未払いを解消しても強制解約となってしまいます。

楽天カードは強制解約されやすいと有名

楽天カードはこのように「強制解約された!」という声がネット上で多く、支払い期日にはとくに気を付けたいカードです。

楽天カードは入会しやすいので有名ですが、その代わり入会してからも定期的に審査(途上与信)を行っています。

その結果によって、ある日突然クレジットカードが使えなくなる(=強制解約)という事態がおこるのです。

注意!

一度強制解約になると、他社でもその情報は確認できるので、他社への新規カード申し込みにも大きな影響があります。

クレジットカード会員規約違反で強制解約

クレジットカード申込時の申込書の記載内容に虚偽があった場合も強制解約の対象となります。

とくに未成年が親に内緒でクレジットカードを作るために、生年月日などを虚偽記載すると強制解約となる可能性が高いでしょう。

親の追認によってそのまま継続するかどうかはクレジットカード会社次第です。

未成年でなくても勤務先や年収といった収入に関わる項目を虚偽記載すると、それが発覚した場合強制解約となる可能性が高くなります。

クレジットカード申込書は必ず事実に基づいて記載しましょう。

クレジットカードが強制解約になると信用情報(CIC)が傷つく?

クレジットカードが強制解約になると、JICC・CIC・KSC※に、5年間、強制解約になった記録が残ります。

※これら3社はクレジットカードの利用歴などの信用情報を管理している会社です。

5年待てばいいのか、という軽いものでもありません。

実は、5年を過ぎても審査落ちする場合があるのです。

その5年間何も記録がない、という状況によって「これ以前に強制解約などになったのでは?」と疑われてしまいます(信用ホワイトと言われています)

つまり、ブラックではないけど、ホワイトすぎるせいで疑われるということです。

クレジットカードの解約で注意する点

クレジットカードの解約で注意する点

ここまでは自分の意思とは関係のない「強制解約」について説明してきました。

ここからは、「このカードはいらないから解約したい」など自発的にクレジットカードを解約する場合のポイントを解説していきます。

また、これから説明していきますが、「強制解約にならないためにクレジットカードの整理(解約)」は大切なので、その視点も持ちつつ読み進めてみてください。

クレジットカード解約時には残高は一括払いが原則

クレジットカードを解約するときに残っている残高は原則一括払いになります。

このときに注意しなければいけないのは、まだ請求処理されていないカード利用がある場合です。

加盟店の都合によってカード利用してから請求処理されるまでの期間が長いことがあります。

そのため一括で支払ったつもりでも後から追加の請求をされることがあるのです。

一括する場合はカード伝票の控えなどと請求をチェックすることをおすすめします。

カード伝票は保管していないけれども利用した記憶があるものが請求明細にない場合は、その後再度請求があるかもしれないことを覚えておきましょう。

クレジットカード会社としても加盟店から請求データが届いていないものを請求することはできないためです。

クレジットカード会社によっては契約継続したまま解約が可能

クレジットカード会社によってはクレジットカード契約を維持したままで、クレジットカード本体の返却ができることがあります。

この方法がとれる会社なら、今まで通り自分が選んだ支払い方法(翌月払い・分割払い・リボ払いなど)で支払えます。

ただし、クレジットカード本体は手元にないため、解約手続き後にそのカードで新しい買い物をすることはできません。

クレジットカードを解約するとポイントも消える

クレジットカードを解約すると、基本的にはそれに付随するポイントも失効します。

そのため商品交換できるほどポイントが貯まっているのであれば、解約申請前にポイント交換をしておきましょう。

せっかく貯まったポイントを無駄にすることはありません。

商品交換するほど貯まっていないときや、商品交換してもポイントが余ってしまう場合は、ほかのポイントに移行するという方法もあります。

ポイント移行にも移行単位が決められていることが多いですが、最低移行ポイント数をチェックしてみて商品交換より低い場合は、ポイント移行を選びましょう。

解約時期に注意

カード年会費をすでに支払っている場合、年度の途中で解約しても年会費はほぼ戻ってきません。

クレジットカード会社にしてみれば解約はカード会員の都合でしかないので、年会費を返還する義務もありません。

解約時期が選べるのであれば、次の年会費引き落としの直前に解約するのがもっともお得です。

公共料金などのクレジットカード登録に注意

解約予定のカードで、公共料金や携帯料金、新聞代の支払いをしている場合、カード解約の手間は一気に増えます。

クレジットカードの解約前に別のクレジットカードに変更するか、銀行の口座振替といった別の決済方法に切り替えする必要があるからです。

これを忘れてしまうと未払い扱いとなってしまうことがあるので注意しましょう。

口座振替の場合は手続きの申請から1か月ほどかかるのが一般的です。

その間は振込用紙で支払うことになります。

解約予定のカードで公共料金などのいろいろな支払いをしているときは、時間的な余裕があるときに行うのがベストです。

使っていないクレジットカードの解約をオススメする理由

使っていないクレジットカードの解約をオススメする理由

使っていないクレジットカードでもクレジットカード審査では、カード利用枠が残高とみなされます。

そのため残高のないクレジットカードでも必要以上の枚数を保有していると、下記のようなデメリットがあります。

 

  • 新規カードを申し込むときに不合格になる可能性が上がる
  • 新規カードの審査に通っても限度額が小さくなる可能性が高い

割賦販売法(かっぷはんばいほう)では割賦利用可能枠が決められている

クレジットカードの利用枠は新規申し込み時に審査によって決められます。

それ以外に割賦販売法で定められた「分割払いが可能な利用枠(割賦利用可能枠)」というものもあります。

割賦利用可能枠を超えて1回払い以外の利用をすることはできないので、新規申し込み後も増枠申請やカード更新時にチェックすることが義務付けられています。

つまり、使っていないクレジットカードカードが増えてしまうと、肝心のメインで利用しているカードの利用枠が下げられてしまう可能性があるということです。

これを防止するためには「使っていないクレジットカードは解約」しておく必要があります。

使っていないクレジットカードはキャッシング枠や他社のクレカにも影響する

「割賦販売法」以外に「貸金業法」でも規制が行われています。

貸金業法ではカードキャッシングが規制の対象となります。

キャッシングや融資、カードローンといった銀行以外の貸金業者が貸付できるのは年収の1/3以内と決まっています。

例外や対象外はありますが、一般的に自由に使えるお金の融資はすべて対象と考えてもいいでしょう。

この1/3に含まれるのは実際に借り入れした残高ではなく、カードローンやカードキャッシングの場合は利用枠となります。

つまり使っていないキャッシング枠のあるクレジットカードは持っているだけで計算対象となるのです。

こうしたキャッシング枠は定期的に審査されているので、ある日突然キャッシング枠の停止という通知が来ることもあります。

キャッシングを利用するという人は年収の1/3の範囲内にキャッシング枠が収まっているかどうかをチェックして、オーバーする場合は不要なカードを解約しましょう。

解約時に手持ちのカードを見直し!2-3枚解約して素敵なカードを1枚追加するのはアリかも

使っていないカードを解約するときは、あわせて手持ちのカードも見直しましょう!

不要なカードを数枚解約して、よりよい1枚を新たにもつのはアリです。

「自分にぴったり」+「いろいろな機能・特典が集約された1枚」を探してみてくださいね。

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まとめ:クレジットカードの強制解約は避けよう!普段からクレジットカードの整理を。

クレジットカードをキャンペーンの特典を目的にして作ってしまうと、使わないクレジットカードがどんどん増えていきます。

これを続けていると、本当に自分が欲しいクレジットカードを作りたいときに、作れなくなってしまいます。

また、クレジットカードだけではなく消費者金融会社の融資やカードローンも同様に作れなくなるでしょう。

会社のメインバンクに勧められたり、友人知人に頼まれたりといった断れないケースのもと無理に作ったカードもあるかと思います。

そうしたカードを使っていない場合は、ある程度保有して、相手の顔が立った段階で解約するようにしましょう。

クレジットカードはなるべく長く使えるカードを選ぶことが大切ですが、それでも解約の必要がある場合は今回の知識を生かしてスムーズに解約してくださいね。

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運営者プロフィール

学生クレカ管理人

学生クレカ管理人

自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイトを6年以上運営しているクレジットカードの専門家。

 

130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきた(大学生の頃は6枚所有)。マイルを累計30万以上保有。航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味。Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませている。

 

カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常に知識をアップデートしている。

 

これからも、少しでもわかりやすい記事を届けられるように努力していきます!

 

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