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デビットカードとは?作り方・使い方・審査・オススメカードの徹底まとめ

最近ではクレジットカード以外でもキャッシュレスで買い物ができるカードが発行されています。その中の一つにデビットカードがあります。デビットカードは金融機関のキャッシュカードで買い物ができるサービスですが、VISAと提携したデビットカードが発行されてからますます便利になっています。今回はデビットカードの作り方からおすすめのカードの紹介まで徹底的にデビットカードを解剖していきます。

デビットカードのしくみと特長

まずはデビットカードがどのようなものなのかご紹介しましょう。

デビットカードのしくみ

デビットカードは銀行のキャッシュカード機能もあり、さらにデビットカード加盟店で買い物ができるシステムです。買い物の代金はすぐに銀行口座から引き落としされるので、クレジットカードのように発行会社にはリスクがありません。そのためデビットカードにはクレジットカード発行のような審査は必要ありません。現金がそこにあるかどうかが違うだけで、基本的にはキャッシュカードでお金を引き出すのと同じだからです。

※未払い等金融事故被害を与えてしまった金融機関及び関係会社では取引を断られ、結果的にデビットカードを作れないことも稀にあるようです。

日本ではJ-Debit(日本デビットカード推進協議会)がほとんどの金融機関と提携してデビットカーサービスを提供しています。これは申込も申請も不要で、キャッシュカードさえあればすぐに加盟店で買い物ができる便利なサービスです。しかし利用できる端末機は全国で45万ヶ所しかなく、しかも国内利用に限られているのでクレジットカードの利便性に劣っていました。そこに登場したのがVISAデビットカードです。

VISAデビットカードとは?

VISAと金融機関が提携して発行しているのがVISAデビットカードです。初めて発行されたVISAデビットカードは2005年のスルガ銀行のVISAデビットカードでした。これ以降イーバンク銀行(現在の楽天銀行)やジャパンネット銀行といったネット銀行を中心に発行が続き現在に至っています。

VISAデビットカード最大の特長は、VISA加盟店で利用できるということです。つまり海外利用も可能になりました。これによってデビットカードの利便性がさらに高まったのです。

デビットカードは審査がいらない

デビットカードは審査不要ということは説明しましたが、これによって利用できる人の幅が広がりました。クレジットカードでは審査の対象とならない人でもVISAの加盟店が利用できるというのは大きなメリットになります。入

会条件は発行会社によって少し違いがありますが、基本的に銀行口座を持っていれば、高校生でもVISAデビットカードを作り、クレジットカードに近い形で使うことができます(デビットカードによって申込可能年齢は若干違うものの、15歳高校生からが主流です)。さらにクレジットカード審査で却下された人や、クレジットカードに抵抗がある人なども使いやすいのがVISAデビットカードです。

※「クレジットカード 高校生」という検索が一定数ありますが、そういう方にこそデビットカードを知って持ってほしいものですね。

VISAデビットカードの作り方と便利な使い方

具体的にVISAデビットカードはどうやって作ったらいいのか、そのサービスはクレジットカードとどのように違うのか解説しましょう。

VISAデビットカードの作り方

基本的には金融機関のホームページからオンラインで申込をしますが、口座を持っていなければ同時に口座開設も同時に行うことになります。口座を持っていてキャッシュカードを利用している場合は、申込をすれば新しいデビット機能付きのキャッシュカードが送られてきます。

口座開設と同時申込の場合はオンラインで口座開設の申込後に口座開設の書類が自宅に送られてきます。身分を証明する書類とともに申込書類を返送してから、1週間ほどでデビットカードが手元に届きます。

VISAデビットカードは海外利用に便利

VISAと提携したことでデビットカードは海外利用にも便利になりました。ショッピングもちろんですが、ATMを利用することでさらに便利な使い方ができます。海外旅行ではクレジットカードを利用するという人でも、現金を使う場面はあるでしょう。その時はVISAデビットカードを利用すると必要金額だけATMで現地通貨を引き出すことができるので便利です。これで両替所を探すことなく、また高額な現金を持ち歩くリスクもなく現金を使うことができます。

クレジットカードのキャッシングでもATMから現金の引き出しができますが、金利がかかってしまいます。その点VISAデビットカードは預金を引き出すだけなので、為替手数料がかかるだけです。

海外でのクレジットカード利用はこちらの記事も参考にどうぞ。学生が海外留学するときのクレジットカード、オススメは?注意点は?保険の使い方は?

ポイントサービスもあるVISAデビットカード

J-Debitの場合はクレジットカードのようなポイントプログラムや付帯保険、優待サービスなどがありません。VISAデビットカードにも海外旅行傷害保険といった付帯サービスはありませんが、発行金融機関によって独自のポイントサービスがあります。標準で還元率0.2%の還元率ですが、還元率1%のカードもあり現金払いでは何もないことを考えるとVISAデビットカードを利用するとお得です。

発行金融機関によってサービスが違う

デビットカードを発行する金融機関はネットバンクや流通系の銀行といった金融機関も多くあります。それぞれ特長のあるサービスを提供しています。ジャパンネット銀行ではネットショッピング専用デビットカードとしてカードレスのデビットカードも発行しています。カード番号は4つまで発行でき、1日5回変更できるので不正利用が防止できます。またイオン銀行のデビットカードではイオンでの割引があるなど、それぞれ特長があるので自分にあったデビットカードを選ぶことができます。

JCBもデビットカードを発行

VISAに続いてJCBもデビットカードのサービス提供を開始しています。VISAデビットカードと基本的には同じメリットがありますが、JCB特有のサービスも提供しています。JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせを日本語で対応している「JCBプラザ」の利用がJCBデビットカードでも可能です。JCBプラザは海外60ヶ所にあるので海外旅行に便利です。

おすすめのデビットカード

デビットカードはいろいろな金融機関が発行しています。金融機関によってサービスが違うので、おすすめのデビットカードから自分にあったものを選んでみましょう。

楽天銀行デビットカード

楽天銀行ではVISAデビットカードとJCBデビットカードを発行しています。どちらも楽天スーパーポイントが貯まりますが、ポイント還元率に違いがあります。おすすめは年会費無料でポイント還元率が高い楽天デビットカードJCBです。

■楽天銀行デビットカードVISAの特長

 ・年会費1,029円
 ・1,000円で2楽天スーパーポイント(還元率0.2%)

■楽天銀行ゴールドデビットカードVISAの特長

 ・年会費3,086円
 ・1,000円で5ポイント(還元率0.5%)
 ・VISAゴールド優待サービス

■楽天デビットカードJCBの特長

 ・年会費無料
 ・100円で1ポイント(還元率1%)。楽天市場の利用はポイント2倍。
 ・全世界60ヶ所の楽天プラザの利用可

イオンデビットカードVISA

イオン銀行が発行するイオンデビットカードVISAではイオンで5%割引や、ポイント2倍のサービスといったイオンカード会員と同じサービスが提供しています。イオンを利用しているけどイオンカードといったクレジットカードは使いすぎてしまうという人にはイオンデビットカードがおすすめです。

■イオンデビットカードVISAの特長

 ・年会費無料
 ・VISA加盟店は200円で1ときめきポイント。イオングループの対象店舗ではポイントは常に2倍。
 ・毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%オフ(イオングループの対象店舗)
 ・55歳以上の会員限定で毎月15日「G.G感謝デー」は5%オフ(イオングループの対象店舗)
 ・毎月10日「ときめきWポイントデー」はときめきポイントが2倍
 ・万が一預金口座残高が不足していても10万円まで立て替え(バックアップシステム)
 ・偶然の事故により破損した場合、購入日から180日間、年間50万円(税込)まで補償

三菱東京UFJ-VISAデビット

三菱東京UFJ銀行の口座を持っている人は三菱東京UFJ-VISAデビットが便利です。デビットカードを利用すると自動的にキャッシュバックされるサービスがあるので、現金払いをするより節約になります。

■三菱東京UFJ-VISAデビットの特長

 ・初年度年会費無料。次年度10万円以上の利用で無料。
 ・15歳以上23歳までは年会費無料。
 ・利用金額の0.2%を自動キャッシュバック
 ・スマートフォンアプリ「MyMoney」で残高・取引明細を確認できる

デビットカードを発行している金融機関

デビットカードはキャッシュカード機能を備えているので、すでに銀行口座を持っている金融機関がデビットカードを発行していれば作るのが簡単です。自分の口座がある金融機関を確認してみましょう。

スルガ銀行

SURUGA VISAデビットカード

ジャパンネット銀行

JNB Visaデビット

りそな銀行

りそなVISAデビットカード

あおぞら銀行

あおぞらキャッシュカード・プラス

埼玉りそな銀行

りそなVISAデビットカード

近畿大阪銀行

りそなVISAデビットカード

琉球銀行

りゅうぎんVisaデビットカード

ソニー銀行

Sony Bank WALLET

住信SBIネット銀行

Visaデビット付キャッシュカード

北國銀行

北國Visaデビットカード

三井住友銀行

SMBCデビット

西日本シティ銀行

NCBデビット(Visa)

常陽銀行

※2017年3月予定

滋賀銀行

※2018年上期予定

まとめ

クレジットカードは後払い、プリペイドカードは前払いですが、デビットカードはちょうどその中間にあって、ショッピングと同時に口座から引き落としされます。最も現金に近い支払い手段ですが、現金を引き出す手間もなくカード盗難保険も付帯されているので万一盗難にあっても安心です。

ほかにデビットカードの利用枠が設定できるという点や利用を自由に制限できる点も安全面で役立っています。クレジットカードに比べるとサービス面では少し劣りますが、一部クレジットカードと同じサービスも提供されています。

VISAやJCB加盟店でクレジットカードと同じように買い物ができて、現金よりも安全なデビットカードは現金払いをしている人でクレジットカードは作りたくない、作れない事情があるという人におすすめのカードです。

デビットカード・キャッシュカード・クレジットカードの違いって何?

カードで支払うといっても色々ある

現金を使わない決済としてカード払いが広く浸透していますが、カードで支払うといっても、実はいくつかの種類が存在しています。以前はカード払いといえばクレジットカードだけでしたが、ここ数年、クレジットカードのデメリットを補完するような新しいカード決済の方式が全世界的に普及しつつあります。今回はその中からデビットカード・キャッシュカード・クレジットカードの違いについて見てみましょう。。

デビットカードとクレジットカードの違い

クレジットカードを嫌煙されている方の中には、クレジットカードで払うとお金を使った感覚が無いため、知らず知らずに請求額が積み上がってしまって嫌だという方が多いのではないでしょうか。そんなクレジットカードのデメリットを解消できるのがデビットカードです。なんとデビットカードは預金口座と連動されていて会計後に即時決済されます。そのため、クレジットカードとは違って、会計完了後は預金口座から即座に残高が減ります。そのため、中には当座預金やカードローンと組み合わされて残高不足でも決済ができるカードもありますが、基本的には預金口座の範囲内でしか利用ができません。クレジットカードでは使いすぎてしまうという方でも安心してカードでのショッピングが利用できますね。なお、デビットカードは専用カードもありますが、日本で普及している「J-Debit」というシステムでは、銀行が発行しているキャッシュカードがそのままデビットカードとして利用できます。現金派の方が大きなお買い物をするとき、「J-Debit」加盟店であれば、わざわざ銀行から現金をおろしてこなくてもキャッシュカードで決済できるので大変便利です。

一方、クレジットカードは月に一度の締め日で計算をして、1カ月間の利用分がまとめて請求されますね。また、預金残高に関係なく利用限度額の範囲内であればいつでもショッピング等が楽しめます。この点がメリットであり、場合によってはデメリットとも言えるでしょう。

まとめ

デビットカード、キャッシュカード、クレジットカードの違いはご理解いただけたでしょうか。少しわかりづらかったかもしれませんので、簡単にまとめるとこうなります。

  • デビットカード:即時決済カード。会計後は預金残高から即刻引き落とし。
  • キャッシュカード:「J-Debit」加盟店ならデビットカードとして利用可能。
  • クレジットカード:後払いカード。

つまり、デビットカード・キャッシュカード・クレジットカードの違いは、即時決済されるか、後日決済されるかという点です。それぞれ利用シーンやライフスタイルによって便利に利用できますのでぜひ覚えて使いこなしてください。