クレジットカードの旅行損害保険とは?

みなさんは旅行へ行くときに旅行保険を申し込むでしょうか。海外旅行の場合は、旅行の申し込みをしたときに旅行代理店で保険も一緒に申し込むケースが多いと思います。一方で国内旅行ではわざわざ保険を申し込む方はかなり少数なのではないでしょうか。一部の損害保険会社では国内旅行や日帰りの出張でも不測の事態に補償がされる保険商品の販売もされていますが、特に学生の方でこのような保険に入られる方はかなり少ないと思います。

これはよくよく考えると少し怖いことですよね。なぜなら、たとえ国内旅行でも馴染みのない土地で盗難に遭ったりトラブルに巻き込まれて経済的な損失が出たら、とても不安になりますからね。そんなとき、クレジットカードを持っていると経済的な損失が補償されるケースがあります。実はクレジットカードには旅行保険が付帯されているものがあるんです。これがクレジットカードの旅行損害保険と呼ばれているものです。ちなみに、旅行損害保険というのは、国内外の旅行中に見舞われたケガや病気、携行品損害などを補償してくれる保険です。

旅行代理店で申し込む保険と比べてどちらがいいの?

では、旅行代理店で申し込む旅行保険とクレジットカードに付帯されている旅行損害保険はどちらがお得なのでしょうか。一般的な旅行損害保険はおおむね5泊6日の旅行で約4,500円程度が多いようです。一方、クレジットカードの旅行損害保険は自動で付帯されていますので、別途保険料が発生することはありません。そのため、額面だけを考慮するとクレジットカードの付帯保険が一見お得に見えます。

クレジットカードの付帯保険の注意点と得策

それでは旅行に行く時はクレジットカードさえ持っていれば旅行損害保険に加入しなくても問題ないでしょうか。実はそうでもありません。というのも、クレジットカードの旅行損害保険の補償内容は一般的には損害保険会社が提供する旅行損害保険よりも補償の金額が少ないからです。中には年会費の高額なゴールドカードのように旅行損害保険が1億円付帯されているものもありますが、一般的なポイント還元重視のクレジットカードではそこまでの補償は望めません。

では結局のところ、クレジットカードを持っていても別途旅行損害保険に加入すべきなのでしょうか。ところがそうとも言い切れません。なぜなら、クレジットカードを複数枚持っていると、損害補償個別で受けられるケースがありますので、所有のクレジットカードの組み合わせによってはやはり別途で旅行保険に入るのと同等の損害補償額を確保することが可能になるからです。

まとめ

クレジットカードに付帯されている海外・国内の旅行損害保険は旅行中のケガや病気、携行品損害などを補償するものです。追加費用がなく自動で保険が付帯されているのがメリットですが、一方で一般的には損害保険会社が提供する旅行保険と比べると補償額が少ないのがデメリットとなっています。

しかしながら、クレジットカードを複数枚所有していると、その組み合わせによっては個別に補償を受けることができ、合算すると損害保険会社提供の旅行保険に匹敵する補償額を実現することも不可能ではありません。そのため、旅行に行く前にはぜひ一度お手持ちのクレジットカードの補償内容を確認してみてくださいね。なお、補償対象となるには条件がありますので、確認はカード会社に直接問い合わせるのが安心です。また、旅行保険のためだけに複数枚のクレジットカードを作るのは個人の与信枠が圧迫されてしまいますので、旅行損害保険のためだけにたくさんのカードを作るのは控えるようにしましょう。