ボーナス払いの内容とメリットを熟知すべし!

ボーナスというのはラテン語で「良いもの」・「財産」という意味、一般的には「特別」という意味合いで使うことが多いです。

収入におけるボーナスというのは「賞与」が正式な呼び方であり、夏と冬のシーズンに支給されます。ボーナスが支給されるかどうかは勤務先によって異なり、一般的には正社員雇用で会社に利益が出ている場合において支給されるケースが多いです。アルバイトやパートなど、非正規雇用の場合は賞与が貰えないのが常識です。

さて、クレジットカードの支払い方法には「ボーナス払い」がありますが、これは賞与が支給された時に一括で返済をすることを目的とした支払い方法です。ボーナス払いは通常の支払い日とは異なり、夏と冬のシーズンに支払い日が設定されています。そのため、賞与の支給に合わせて一括払いをしやすくなっています。

クレジットカードの支払い方法は3種類あります!

最初にクレジットカードの支払い方法のおさらいをしておきます。

クレジットカードの支払い方法は「一括払い」・「分割払い」・「リボ払い」・「ボーナス払い」と種類があります。それぞれの支払い方法の大きな違いは、手数料の計算方法や手数料無料があるかどうかです。

分割払いは好きな回数から分割して支払いうことができ、手数料の計算方法は「利用額×100円あたりの手数料÷100」or「利用額×分割払いの実質年率」で計算します。自動計算を用いる場合は後者の計算方法、自分で計算するなら前者の計算方法です。100円あたりの手数料は各社の公式サイトや利用規約から調べる必要があります。分割払いの1回払いは手数料無料、カードによっては2回払いまで手数料無料です。

リボ払いは毎月の支払い額を一定にすることができ、手数料の計算方法は「利用額×金利÷365日×利用日数」で計算します。リボ払いは手数料無料がないため、次回の支払い日に一括で完済するとしても必ず手数料が発生します。

ボーナス払いは半年に1回だけ支払い日が設定されており、年間で合計2回の支払い日があります。ボーナス払いは1回払いが基本、カードによっては年に2度ある支払い日を使って2回払いを行うことができます。1回払いは手数料無料、2回払いは指定されている利率から手数料が発生するカードもあります。その場合の手数料計算は「利用額×指定利率」となります。

  • 分割払い・1回は手数料無料・2回払いも手数料無料あり
  • リボ払い・手数料無料がない
  • ボーナス払い・1回は手数料無料・2回払いが可能な場合は手数料が発生するケースあり

3種類の支払い方法を利用するための条件は?

分割払いは誰でも利用できます。クレジットカードの支払い方法の中でも、最も利用頻度が高いのが「分割払いの1回払い」です。分割払いの1回払いは手数料無料なので、キャッシュに比べると約1ヶ月の間お金を調達する猶予を持てることになります。

リボ払いは誰でも利用できます。クレジットカードの支払い方法としてデメリットが大きいとされており、その理由は手数料無料がないからです。しかし、逆にカードを使い過ぎてしまった場合は月々5,000円など、少額払いを継続できるので便利です。

ボーナス払いは誰でも利用できます。ボーナス払いは勤め先で賞与を貰っている人でなければ利用できないということはなく、ボーナス払いは雇用形態や賞与の有無に関係なく利用できます。ただし、カードによって「○○円以上の利用でボーナス払い可能」と利用額が指定されているケースがあり、後に説明しますが買い物の対象によってもボーナス払いを使えないことがあります。

3種類の支払い方法・それぞれのメリットは?

分割払いのメリットは1回or2回は手数料無料になることです。基本的に資金繰りを改善する必要がない、支払いが厳しいわけでもない、というなら分割払いでOKです。

リボ払いのメリットは少額の支払いを継続できることです。利用額を分割して支払いえるという点は分割払いと同じですが、分割払いに比べると高額なカード利用でも月々の返済額を超少額に抑えられるのが大きなメリットです。

ボーナス払いは支払い日までにゆとりを持てることがメリットです。手数料無料という点は分割払いと同じですが、ボーナス払いは夏と冬のいずれかの支払い日まで返済をする必要がないため、その日までに支払い額を調達すればOKです。高額な買い物をする時に非常に恩恵が高い支払い方法となります。

3種類の支払い方法・それぞれのデメリットは?

分割払いのデメリットは特にありません。支払いが厳しい状況だと、当然ながら手数料無料で支払いうのが難しいですが、そうした特殊な状況を除くとデメリットは一切ありません。

リボ払いのデメリットは手数料無料がないことです。完済までの期間が1ヶ月以内であっても、必ず手数料が発生してしまうことがデメリットです。

ボーナス払いのデメリットは「買い物の対象」・「買い物をするお店」・「利用額」などによって、ボーナス払いを使えないケースがあることです。ネット上では時期によってボーナス払いを使えないという情報もちらほらと見かけますが、カードを使う時期はさほど関係ありません。

ボーナス払いが使えないケースがあるのは何故?

基本的に加盟店にとってボーナス払いは旨みがありません。ボーナス払いは分割払いやリボ払いとは違って、支払い日が先となります。しかも、支払い日までの手数料を回収することができないので、コンビニやスーパーなど少額な買い物が主流なお店ではボーナス払いを使えないケースの方が多いです。

逆に高額な買い物が良く出る家電製品店などでは、ボーナス払いに対応するほうが売り上げを伸ばしやすいです。10万円や20万円と高い買い物をする時、手数料無料で支払い日までゆとりを持てるボーナス払いは消費者にとって便利な支払い方法ですね。

ボーナス払いが使える商品やお店を調べる方法は?

ボーナス払いはどんなシチュエーションにも対応しているわけではないため、一部のお店や商品だけに使える特別な支払い方法という認識を持っておく方が正しいかもしれません。ボーナス払い自体は特殊な利用条件が設定されているわけでもありませんが、実際はカード会社が指定している利用額などの条件を満たしていても、カードを使うお店や商品によっては使えないケースの方が多いわけです。

自分が持っているクレジットカードでボーナス払いが使えるかどうかを調べるには、カードを使う予定のお店に問い合わせるしかありません。例えば、コンビニで何かを大人買いしてその代金が10万円になったとすると、クレジットカードでボーナス払いができるかどうかはそのコンビニに聞くしかありません。

カード会社に問い合わせても、ボーナス払いがカードに搭載されているのであれば、「利用額」・「利用期間」・「支払い日」などの基本的な回答を貰えるだけです。要するにボーナス払いが使えるかどうかは一律ですべてが決まっているわけではなく、カード会社と加盟店の契約内容によるため、カードを使うお店ごとに確認していくしかありません。

学生でもボーナス払いは使えるの?

さて、ここからはボーナス払いのメリットに重点を置いて紹介していきます。

まず、上記のとおりボーナス払いは賞与を貰っているかどうか、あるいは雇用形態などによって利用の可否が決まるわけではありません。誰でも利用できる支払い方法なので、もちろん学生のみなさんもボーナス払いを利用することができます。しかし、何度も繰り返しますが、カードを使うお店によってはボーナス払いに対応していないケースがあるので、この点だけは自分で確認しながらボーナス払いを利用していく必要があります。

学生に人気の「デビュープラスカード」もボーナス払いを使えます!

「三井住友VISAデビュープラスカード」は名前のとおり、クレカデビューをする方に最適なカードです。学生版もリリースされており、学生に人気が高いカードです。

「デビュープラスカード」はしっかりとボーナス払いが搭載されており、他の学生向けのカードも基本的にボーナス払いが搭載されています。ボーナス払いが搭載されていないカードの方が圧倒的に珍しい現状です。

ボーナス払いは「利用時期」+「支払い日」を抑えること!

ボーナス払いは利用する時期によって夏と冬のどちらかの支払い日となります。これはカード会社によって「利用時期」・「支払い日」が異なるため、各カードごとに確認する必要があります。

「デビュープラスカード」の場合は以下となり、三井住友のボーナス払いは「一括払い」のみで手数料無料です。テレビやエアコンなど、高額な買い物をする時に活用してみてください。上記で少し触れましたが、時期によってボーナス払いが使えないという現象は指定されている利用期間の空白期間にカードを使うからです。「デビュープラスカード」の場合なら、「6月16日~7月15日」・「11月16日~12月15日」が空白期間となります。

  • 一括払いのみで手数料無料・ボーナス2回払いはない・
  • 12月16日~6月15日の間は「8月」が支払い日となる
  • 7月16日~11月15日の間は「1月」が支払い日となる

「デビュープラスカード」で年末にボーナス払いをすると支払いは半年先です!

「デビュープラスカード」で年末の12月25日あたりにボーナス払いをすると、その支払いは翌年の8月となります。半年以上も支払い日まで余裕を持てるので、少し高い買い物をしても手数料無料でカード払いできるのは本当に便利です。

三井住友は「①毎月の15日が締め日=翌月の10日が支払い日」・「②毎月の末日が締め日=翌月の26日が支払い日」の2パターンがあります。そして、分割払いについては1回と2回まで手数料無料です。

年末の12月25日に「デビュープラスカード」で分割1回払いをすると、①のパターンは翌月の1月10日に支払いう必要があります。②のパターンなら翌月の1月26日です。分割払いの2回払いを使っても最大で約2ヶ月しかゆとりを持てませんが、ボーナス払いなら8月まで支払い日がやってきません。これがボーナス払いの最大のメリットです

長期分割やリボ払いを使う前にボーナス払いを使えるかどうかを確認しよう!

さて、実際に賢くクレジットカードを使うためにも、ここが肝心のポイントとなります。

上記の流れから説明しますが、年末の25日に高額な買い物をするとします。その時に1回や2回で完済できない場合は長期分割やリボ払いを利用することになります。推定計算から翌年の8月頃に完済できるとすると、8ヶ月の分割払いやリボ払いは大損となります。

10万円を18%の利率で8ヶ月完済で計算すると、10万円×18%÷365日×30日=約1,470円です。返済すれば元金が減るので実際はもっと利息が安くなりますが、大雑把に計算すると1,470円×8ヶ月=11,760円です。ボーナス払いならこの手数料が浮くことになるので、高額な買い物をする時はまずボーナス払いを使えるかどうかを確認してみてください。

カードで買い物をするお店によってはボーナス払いを使えないケースがありますが、それでもボーナス払いを使えた場合を想定すると、やっぱり高額な買い物は真っ先にボーナス払いができるかどうかを確認すべきです。

まとめ

クレジットカードの支払い方法はとても難しく感じますが、実際は3種類しかありません。レジでカードを提示する時に3種いずれかの支払い方法を選択することになるので、高額なショッピングは「ボーナス払いでお願いします!」と言う癖を持つのが良いかもしれませんね。

一般的に馴染みのある身近な支払い方法は「分割払い」・「リボ払い」ですが、学生でも「ボーナス払い」を利用できます。完済期間が同じ場合でも、「ボーナス払い」を利用するほうが圧倒的に手数料を節約できるので、これを機に「ボーナス払い」に注目してみてはいかがでしょうか?

・クレカは「分割払い」・「リボ払い」・「ボーナス払い」の3種類を選べる

・手数料無料は「分割払いの1回or2回」・「ボーナス一括払い」

・「ボーナス払い」は「利用時期」・夏と冬の「支払い日」を抑えること

・「ボーナス払い」はお店や利用額等によって使えないケースがある

・「ボーナス払い」を使えるかどうかはお店ごとに確認すべし

・「ボーナス払い」は支払い日まで手数料無料でゆとりを持てることが最大の魅力