デビットカード

デビットカードのメリット・デメリットを分析!どんな使い道・用途に合っている?

デビットカードの基本情報

デビットカードは銀行の預金口座が財布となり、カードで支払いをした瞬間に口座からお金が引き落とされるカードです。

プリペイドカードや電子マネーの場合はカードを使った瞬間に口座からお金が落ちませんね?これらのカードはチャージ式だからです。

デビットカードはチャージという機能がなく、申込時に設定した引き落とし口座からお金が瞬時に引き落とされる決済システムです。

要するにデビットカードは現金で買い物をするのと同じです。現金払いと何が違うのかというと、お金が手元にあるのか口座にあるのかの違いです

デビットカードは審査無し・気軽に作れる

デビットカードは審査がないので、申込資格をクリアすれば誰でも発行できます。

デビットカードは成人だけのアイテムではなく、高校生でも作れることが特徴です。15歳以上や16歳以上から申し込むことができるデビットカードが殆どです。

年会費はカードによる・相場は1,000円

デビットカードの年会費は無料が多いですが、有料のデビットカードでも年会費1,000円前後が相場です。

条件付きで年会費が無料になるデビットカードもあり、「みずほJCBデビットカード」がそれに該当するので参考に覚えておいてください。

額面は口座残高となる

プリペイドカードはチャージした金額だけカード払いが可能であり、クレジットカードは利用枠が上限となります。

デビットカードの場合はチャージや利用枠が存在せず、デビットカードで使える金額は口座残高となります。

口座にお金がなければカード決済が不可なので、メインバンクでデビットカードを作るのがセオリーです。

上限額については自分で設定することができ、少額設定にしておくと不正使用の被害を抑えられる効果があります。

ポイントプログラムで明暗が分かれる

デビットカードはいろんな銀行やカード会社で作れますが、メリットの高いデビットカードを作りたいなら「ポイントプログラム」に注目しておきましょう。

セブンデビットカードなら「nanacoポイント」を貯めることができ、「セブンイレブン」では1.5%とお得なポイント還元率でポイントが付与されます。みずほJCBデビットカードなら月間の利用代金の0.2%がキャッシュバックされます。

本当にどんなポイントプログラムなのかによってメリットが変わるため、お得さを追求するならポイントプログラムを比較検討しておくのが賢いです。

絶対的なメリットはATM手数料の節約

全種のデビットカードに共通したメリットはATM手数料の節約です。

デビットカードはキャッシュレスで買い物ができるわけですが、現金主義の方は絶対にATMからお金を降ろしますね?

ATMの手数料はその銀行で「カードローン」など何かしらの商品を利用していると、手数料が無料になることがあります。そうしたケースを除き、基本的に100円や200円の手数料が掛かります。

毎月、1回ATMを利用して100円の手数料を取られる場合、年間で1,200円となります。1年間ずっとデビットカードで支払いをすれば、その費用を節約できるわけです。

さて、このATM手数料の節約効果を狙ってデビットカードを作るという方は年会費が無料のデビットカードを選びましょう。

上記のATM手数料の節約でいうと、年間で1,200円を節約できても年会費1,000円を取られると意味がありませんね?

年会費無料のデビットカードでATM手数料を節約する。さらにはポイント付与やキャッシュバックから恩恵を受ければ、長期的には大きな節約効果に期待を持てます。

絶対的なデメリットはJ-デビット

デビットカードには「J-デビット」という種類があり、これは国際ブランドが付帯されていない日本のデビットカードです。

J-デビットは多くの銀行と提携しており、キャッシュカードを作ると自動的にJ-デビットが付帯されていることが多いです。

J-デビットは「ネット決済不可」「国際ブランドなし」なので、日常生活で使える場面が極端に少ないです。身近なところで言えば、コンビニですら使えません。

デビットカードの種類

デビットカードの種類は「J-デビット」以外にも「JCB」と「VISA」があります。

現状は他の国際ブランドからデビットカードがリリースされておらず、「Master Card」についてはプリペイドカードならリリースされています。

上記で紹介したように「J-デビット」が機能しない現状を考えると、デビットカードは「JCB」か「VISA」で作る以外に選択肢がありません。

今までは「VISA」のデビットカードが多かったですが、最近は「JCB」ブランドのデビットカードをリリースしている銀行が増えています。デビットカードを作りたい方にとっては嬉しい環境です。

J-デビットは時代が古い

現代においてJ-デビットは時代遅れの産物であり、改革を迫られているように思えます。

今の時代はスマホから買い物する機会も多く、国際ブランドがないカードはクレジットカードであっても使い勝手が悪いです。

J-デビットのメリットは無料で自動的にキャッシュカードに付帯されていることです。しかし、日常生活で使えるお店に遭遇することが滅多にないため、あってもなくても何も変わらないという悲しいデビットカードでもあります。

ちなみにJ-デビットは「日本デビットカード推進協議会」という名称であり、公式サイトから使えるお店や付帯されているキャッシュカードを検索できます。

メリット分析・使い方によってはクレカを超える

デビットカードは使い方によってはクレジットカード以上にメリットがあります。

デビットカードは瞬時決済なのでクレジットカードの後払いが怖いという方には安心なカードです。また、カードによってはポイントプログラムから恩恵を受けられるため、クレジットカードを作っても使用頻度が低いなら、気軽に使えるデビットカードの方がコツコツとポイントが貯まります。

クレカを超えたデビカはこれ!ファミマT・デビットカードは現状で最強

「ファミマT・デビットカード」はジャパンネット銀行が発行するJCBブランドのデビットカードです。

このデビットカードはデビカの中で最強レベルです。あくまでもファミリーマートで使うことが前提ですが、「ファミマT・クレジットカード」と比較してもポイントに関するメリットは互角の性能です。

  • デビットカードの利用・200円で2ポイント
  • ファミランク&ツタランクに参加可能・ファミランクゴールドで200円で3ポイント・ツタランクゴールドもTSUTAYAで同様
  • TSUTAYAの会員証として使用可能
  • Tポイントプラス・対象商品でポイントアップ
  • カードの日・デビカもショッピング3倍+カード使用で2倍の200円で5ポイント
  • レディースデー・女性限定で水曜日はポイント2倍の200円で2ポイント
  • 今お得・デビカも対象カード

上記の内容は「ファミマT・クレジットカード」にも適用される特典であるため、実際のところはポイントだけを見ると大差がないわけです。大差がないなら無審査のデビットカードの方が有利となります。

また、これの面白いところはクレジットカードを作ったところで、ファミリーマートで高額な買い物をすることが殆どないことにもあります。

ファミリーマートにおける「Tポイント」は通常200円で1ポイントが付与されます。1ポイントは1円の価値です。

上記のポイント特典は合算されるため、デビカを使うだけで「通常の200円=1ポイント+カード利用特典の200円=1ポイント」で200円=2ポイントとなります。さらに各特典からポイント率がアップします。

通常のポイント還元率だけを見ても1.0%と高水準です。ファミランクやカードの日など、他の特典からポイント還元率が跳ね上がるとファミマT・デビットカードを超えるポイント還元率のデビカは他にありません。

セブンデビットカード・セブンイレブンで1.5%が最高

ファミマT・デビットカードに対してセブンデビットカードのポイント還元率も気になりますね?

セブンデビットカードは通常のポイントは1,000円で5ポイントの0.5%です。「7net」や「SEIBU」などでは1,000円で10ポイントの1.0%、「セブンイレブン」では1,000円で15ポイントの1.5%となります。

セブンデビットカードは「セブンイレブン」で使うだけで1.5%なのが強みとなり、ファミマT・デビットカードは豊富な特典を活用して通常の1.0%以上を目指せることが強みとなります。

どちらもデビットカードとしては優秀なポイント還元率であり、コンビニに特化していることで日々の生活でもしっかりとメリットを得られます。

デメリット分析・現金で良くない?

ファミマT・デビットカードやセブンデビットカードなど、恩恵の高いデビットカードを使うことを前提としてデメリットを分析してみましょう。

深く分析すると色々とデメリットを挙げることができますが、実際に使うシーンを想定すると「メインバンクの引越し」と「現金で良くない?」という点が見えてきます。

口座開設を余儀なくされる

ファミマT・デビットカードはジャパンネット銀行のキャッシュカード一体型となっているため、このデビットカードを作るためにはジャパンネット銀行に口座を開設する必要があります。

また、セブンデビットカードについてもセブン銀行のキャッシュカード一体型となっているため、こちらもセブン銀行に口座を開設する必要があります。

口座を開設するということは今使っている銀行口座から乗り換えを検討しなければなりません。

デビットカードは口座にお金がなければ機能せず、しかも瞬時決済となるので予め口座にお金を入れておくことが必須です。

すでにメインバンクを持っているなら、目的のデビットカードによってはそのカードを使うために他銀行へ資金を入れる必要があるわけです。

今の銀行から他銀行へ身軽に引っ越せない方にとっては、今使っている銀行で実用性の高いデビットカードがリリースされるのを待つしかありません。

少額ならカード決済が面倒に感じる

コンビニで500円ほどの買い物をする時にカード決済するのは少し面倒に感じることがあります。

高額なら面倒ではないというわけではありませんが、財布から数百円を取り出して支払う方がレジでのやり取りは早いです。

メリットに関してはデビットカードを使う方がお得であることは間違いありません。ATM手数料の節約に繋がりますし、ポイントを貯められることも魅力です。

頭ではデビットカードはお得と分かっていても、急いでいる時などに現金払いしてしまうことが多くなり、結局はデビットカードを使わなくなるというケースはあり得そうです。

また、人によっては100円や200円の金額をわざわざカード払いするのはちょっと恥ずかしいという方もいるかもしれませんね。

結局はデビットカードはどうなの?

さて、メリットとデメリットを色々と分析した結果、結局はデビットカードはどうなのか?

デビットカードに対する考え方はクレジットカードと全く同じだと思います。要はカードを発行して使うのかどうかが焦点になります。

カードを使うという目的を持っているなら、これはたとえメインバンクを引っ越すことになってもその価値やメリットがあると判断するため、労力に見合った成果を得られるのではないでしょうか。

逆にカードを使うかどうか分からないという場合、デビットカードを発行しても使う機会は少ないと思います。これはクレジットカードやプリペイドカードも同じですね。ただし、デビットカードは口座からの瞬時決済なので、ネットショッピングにおいては使う機会が多いかもしれません。

後払いは嫌だな・・・チャージも面倒だな・・・デビカだ!

ネットショッピングではクレジットカードが便利です。

目的のショップでカード情報を登録すると、後は買い物する際にクリックだけで決済完了です。しかし、後払いが嫌な方にとってはクレジットカードは使いずらいですね。

プリペイドカードもネットショッピングで使えますが、チャージしなければなりません。

クレジットカードの後払いが嫌でプリペイドカードのチャージも面倒というなら、これはデビットカードが便利となります。

欲しい商品をネットで購入すると、店頭でデビットカードを使うのと同じように瞬時に口座から代金が引き落とされます。

ただし、国際ブランド付きのデビットカードでもショップによってはデビットカードを使えないケースもあるため、この点だけは注意をしておく必要があります。

まとめ

  • デビットカードは無審査。
  • 決済は口座から瞬時決済となる。
  • ATMの手数料を節約可能。
  • J-デビットは使い勝手が悪いため「VISA」か「JCB」を選ぶこと。
  • ファミマTデビットカードは最高峰のメリットを持つ。
  • メインバンク持ちの方にとっては作りずらい。
  • 少額の支払いは現金の方が早く感じる。

デビットカードはメリットもデメリットもありますが、クレジットカードを作れない方にとってはプリペイドカードと同様にメリットのあるカードとなります。また、クレジットカードを作ってもカードを使うことが少ないなら、デビットカードの使い方によってはポイントを含めて節約&還元効果に期待を持てます。

何にせよデビットカードは無審査で気軽に作ることができるので、クレジットカードほど真剣に悩む必要がないことが最大のメリットかもしれませんね。

デビットカード・プリペイドカードは審査無し?高校生や、クレカ審査に通らない人の電子決済手段としても重宝されています。

万人向けの電子決済手段である

クレジットカードはとにかく都合の良いカードであり、資金繰りが悪い状態でも「後払い」が可能なことから自由に買い物ができます。

誰にとってもクレジットカードは便利なカードですが、クレジットカードは審査を攻略しなければなりません。また、年齢制限という意味では「18歳や20歳以上」が多いため、大学生でも自分名義で作ることができないクレジットカードも多いです。

社会人にとってもクレジットカードを作るのは簡単ではありません。すでに数枚のカードを作っている状況、キャッシング等から借入している状況など、今の状況では審査に合格できないことがあります。

クレジットカードに対してデビットカードやプリペイドカードは機能性が劣りますが、最大のメリットは審査がないことです。審査がないということは申込資格をクリアできればカードを発行できるということです。

デビットカードやプリペイドカードは万人向けの電子決済手段なので、クレジットカードを作れない方は検討してみてはいかがでしょうか?

どうして審査がないのか?

デビットカードやプリペイドカードは審査がありませんが、その理由は後払いが不可能だからです。

後払いが不可能ということは利用代金を滞納することがありません。

逆に後払いが可能だと、その人の信頼性や返済能力などを調査しておかなければ本当に後から支払いをしてくれるのかどうか分かりませんね?

どうせお金を貸すなら返済率の高い人に貸す方がカード会社にとっては損失を回避できるわけです。

デビットカードについては全種において審査がありません。しかも、「J-デビット」については望んでいないのにキャッシュカードに付帯されているケースもあるため、自分のキャッシュカードを確認してみてくださいね。

プリペイドカードについてはクレジットカード一体型を除き、すべてのプリペイドカードは審査がありません。

クレジットカード一体型はクレジットカードの審査があるため、プリペイドカードの審査というよりは母体のクレジットカード審査があるということになります。

高校生にオススメなカード

高校生が作れるクレジットカードは今のところ存在しません。

クレジットカードには年齢制限がありますが、多くのクレジットカードは「18歳以上」や「20歳以上」となっています。

高校生が作れるクレジットカードをネットで検索すると、いろんなカードがヒットします。しかし、それらの情報は事実のすり替えであり、高校生が作れる「クレジットカード」は存在しないことを正しく覚えておいてください。

高校生がクレジットカードを作れるケースは結婚場合した場合に限り、カード会社の判断によっては作れるケースもあり得ます。

日本の法律では男性は18歳・女性は16歳になると結婚できます。未成年の状態で結婚をしても、法律上は成人とみなされるため契約等が可能になることがあります。

クレジットカードの場合は最終的な可否はカード会社となるため、未成年で結婚している方はカード会社に相談するとカードを発行して貰える可能性が多少はあります。

プリカ・au WALLETやソフトバンクカード

高校生にオススメなプリペイドカードを2つ紹介しておきます。

「au WALLET」はau携帯電話やauひかり等を契約している人なら誰でも申し込めるプリペイドカードです。

「ソフトバンクカード・プリペイドカード」は12歳以上から申し込めるプリペイドカードです。

どちらも携帯電話会社のプリペイドカードであり、手持ちの携帯電話と合わせて活用しやすいことがメリットです。また、両者のプリペイドカードは「VISA」を選べるため、日頃の生活では使えないお店は殆どありません。

コンビニなら「セブンイレブン」等は問題なく使えますし、ネットショッピングなら「楽天市場」や「amazon」などでも使えます。

デビカ・セブン銀行デビットカード

デビットカードを作りたい方には「セブン銀行デビットカード」がオススメです。

このデビットカードのメリットは「セブンイレブン」でカードを使ったらnanacoポイントが1.5%で貯められることです。国際ブランドは「JCB」なので、上記で紹介したプリペイドカードのように「JCB」の加盟店ならどこでも使えます。

プリペイドカードはチャージが必要ですが、デビットカードはチャージ不要です。チャージをするのが面倒かどうかによって選択肢が変わりそうですね。

大学生や社会人は選択肢が多い

高校生がプリペイドカードやデビットカードを作る場合、年齢制限という1つの壁があります。

一方、社会人や大学生の場合は作ることができないプリペイドカードやデビットカードはありません。

基本的に年齢制限は「18歳」が1つの壁となるため、18歳以上の方であれば審査のないプリペイドカードやデビットカードは自由に選べることになります。

大人向けのプリカ・三井住友VISAプリペイド

三井住友VISAプリペイドは18歳以上から申し込めるプリペイドカードです。

2,000円に付き1ポイントを貯められるので、ポイントプログラムが搭載されているのが魅力です。また、国際ブランドは「VISA」なので、使い勝手は良いです。

高校生が申し込めないところを考えると、1つの大人向けのプリペイドカードと言えます。

プリペイドカードVSデビットカード

プリペイドカードとデビットカードは実際どちらの方が便利なのか?

これは上記で少し触れましたが、やはりチャージの手間がポイントです。プリペイドカードはチャージが必須、デビットカードはそのままカード払いがOKとなるので、実際に活用するシーンを想像しながら判断することが大切です。

どちらが便利なのかは本当に答えが出ません。国際ブランドが付帯されているなら、どちらのカードも実用性は高いです。また、ポイントプログラムについてはカードによるため、どんなお店でカードを使うのかによってベストカードが変わります。

重要なのは国際ブランド

プリペイドカードでもデビットカードでも、カード選びに迷った時は「国際ブランド」を重視しておきましょう。

国際ブランドが付帯されていることで街中でもネットでもカードを使えるようになります。

ハウス型プリペイドカードの場合だと、そのお店でしかカードを使えません。また、デビットカードなら「J-デビット」は使えるお店が少ないです。

プリペイドカードを国際ブランドから探すなら「VISA」か「Master Card」か「JCB」、デビットカードは「VISA」か「JCB」から探してみてください。

探し方は発行会社を順番に見ていくよりも、それぞれのブランドの公式サイトからラインナップをチェックする方が早いです。

まとめ

プリペイドカードとデビットカードは無審査で作ることができます。

申し込みに向けて注意をしておきたいのは「年齢制限」です。ソフトバンクカードは12歳以上から申込可能、三井住友VISAプリペイドは18歳以上から申込可能など、機能性に大差がないとは言えカードによって年齢制限が異なります。

高校生にとってはプリペイドカードもデビットカードも選択肢が狭くなりますが、社会人や大学生にとっては存在する全てのカードを作れることになります。

毎日の生活で活躍するカードを作るなら、これは「国際ブランド」が付帯されているタイプを選んでおきましょう。そうすると、コンビニでもネットショッピングでも、自由にカードを使えるようになります。

クレジットカードは審査があるため社会人になっても簡単に作れないことがあります。クレジットカードまでの繋ぎとしてはプリペイドカードやデビットカードは十分に活躍するので、クレジットカード審査に悩んでいる方は参考にしてみてください。

デビットカードとは?作り方・使い方・審査・オススメカードの徹底まとめ

最近ではクレジットカード以外でもキャッシュレスで買い物ができるカードが発行されています。その中の一つにデビットカードがあります。デビットカードは金融機関のキャッシュカードで買い物ができるサービスですが、VISAと提携したデビットカードが発行されてからますます便利になっています。今回はデビットカードの作り方からおすすめのカードの紹介まで徹底的にデビットカードを解剖していきます。

デビットカードのしくみと特長

まずはデビットカードがどのようなものなのかご紹介しましょう。

デビットカードのしくみ

デビットカードは銀行のキャッシュカード機能もあり、さらにデビットカード加盟店で買い物ができるシステムです。買い物の代金はすぐに銀行口座から引き落としされるので、クレジットカードのように発行会社にはリスクがありません。そのためデビットカードにはクレジットカード発行のような審査は必要ありません。現金がそこにあるかどうかが違うだけで、基本的にはキャッシュカードでお金を引き出すのと同じだからです。

※未払い等金融事故被害を与えてしまった金融機関及び関係会社では取引を断られ、結果的にデビットカードを作れないことも稀にあるようです。

日本ではJ-Debit(日本デビットカード推進協議会)がほとんどの金融機関と提携してデビットカーサービスを提供しています。これは申込も申請も不要で、キャッシュカードさえあればすぐに加盟店で買い物ができる便利なサービスです。しかし利用できる端末機は全国で45万ヶ所しかなく、しかも国内利用に限られているのでクレジットカードの利便性に劣っていました。そこに登場したのがVISAデビットカードです。

VISAデビットカードとは?

VISAと金融機関が提携して発行しているのがVISAデビットカードです。初めて発行されたVISAデビットカードは2005年のスルガ銀行のVISAデビットカードでした。これ以降イーバンク銀行(現在の楽天銀行)やジャパンネット銀行といったネット銀行を中心に発行が続き現在に至っています。

VISAデビットカード最大の特長は、VISA加盟店で利用できるということです。つまり海外利用も可能になりました。これによってデビットカードの利便性がさらに高まったのです。

デビットカードは審査がいらない

デビットカードは審査不要ということは説明しましたが、これによって利用できる人の幅が広がりました。クレジットカードでは審査の対象とならない人でもVISAの加盟店が利用できるというのは大きなメリットになります。入

会条件は発行会社によって少し違いがありますが、基本的に銀行口座を持っていれば、高校生でもVISAデビットカードを作り、クレジットカードに近い形で使うことができます(デビットカードによって申込可能年齢は若干違うものの、15歳高校生からが主流です)。さらにクレジットカード審査で却下された人や、クレジットカードに抵抗がある人なども使いやすいのがVISAデビットカードです。

※「クレジットカード 高校生」という検索が一定数ありますが、そういう方にこそデビットカードを知って持ってほしいものですね。

VISAデビットカードの作り方と便利な使い方

具体的にVISAデビットカードはどうやって作ったらいいのか、そのサービスはクレジットカードとどのように違うのか解説しましょう。

VISAデビットカードの作り方

基本的には金融機関のホームページからオンラインで申込をしますが、口座を持っていなければ同時に口座開設も同時に行うことになります。口座を持っていてキャッシュカードを利用している場合は、申込をすれば新しいデビット機能付きのキャッシュカードが送られてきます。

口座開設と同時申込の場合はオンラインで口座開設の申込後に口座開設の書類が自宅に送られてきます。身分を証明する書類とともに申込書類を返送してから、1週間ほどでデビットカードが手元に届きます。

VISAデビットカードは海外利用に便利

VISAと提携したことでデビットカードは海外利用にも便利になりました。ショッピングもちろんですが、ATMを利用することでさらに便利な使い方ができます。海外旅行ではクレジットカードを利用するという人でも、現金を使う場面はあるでしょう。その時はVISAデビットカードを利用すると必要金額だけATMで現地通貨を引き出すことができるので便利です。これで両替所を探すことなく、また高額な現金を持ち歩くリスクもなく現金を使うことができます。

クレジットカードのキャッシングでもATMから現金の引き出しができますが、金利がかかってしまいます。その点VISAデビットカードは預金を引き出すだけなので、為替手数料がかかるだけです。

海外でのクレジットカード利用はこちらの記事も参考にどうぞ。学生が海外留学するときのクレジットカード、オススメは?注意点は?保険の使い方は?

ポイントサービスもあるVISAデビットカード

J-Debitの場合はクレジットカードのようなポイントプログラムや付帯保険、優待サービスなどがありません。VISAデビットカードにも海外旅行傷害保険といった付帯サービスはありませんが、発行金融機関によって独自のポイントサービスがあります。標準で還元率0.2%の還元率ですが、還元率1%のカードもあり現金払いでは何もないことを考えるとVISAデビットカードを利用するとお得です。

発行金融機関によってサービスが違う

デビットカードを発行する金融機関はネットバンクや流通系の銀行といった金融機関も多くあります。それぞれ特長のあるサービスを提供しています。ジャパンネット銀行ではネットショッピング専用デビットカードとしてカードレスのデビットカードも発行しています。カード番号は4つまで発行でき、1日5回変更できるので不正利用が防止できます。またイオン銀行のデビットカードではイオンでの割引があるなど、それぞれ特長があるので自分にあったデビットカードを選ぶことができます。

JCBもデビットカードを発行

VISAに続いてJCBもデビットカードのサービス提供を開始しています。VISAデビットカードと基本的には同じメリットがありますが、JCB特有のサービスも提供しています。JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせを日本語で対応している「JCBプラザ」の利用がJCBデビットカードでも可能です。JCBプラザは海外60ヶ所にあるので海外旅行に便利です。

おすすめのデビットカード

デビットカードはいろいろな金融機関が発行しています。金融機関によってサービスが違うので、おすすめのデビットカードから自分にあったものを選んでみましょう。

楽天銀行デビットカード

楽天銀行ではVISAデビットカードとJCBデビットカードを発行しています。どちらも楽天スーパーポイントが貯まりますが、ポイント還元率に違いがあります。おすすめは年会費無料でポイント還元率が高い楽天デビットカードJCBです。

■楽天銀行デビットカードVISAの特長

 ・年会費1,029円
 ・1,000円で2楽天スーパーポイント(還元率0.2%)

■楽天銀行ゴールドデビットカードVISAの特長

 ・年会費3,086円
 ・1,000円で5ポイント(還元率0.5%)
 ・VISAゴールド優待サービス

■楽天デビットカードJCBの特長

 ・年会費無料
 ・100円で1ポイント(還元率1%)。楽天市場の利用はポイント2倍。
 ・全世界60ヶ所の楽天プラザの利用可

イオンデビットカードVISA

イオン銀行が発行するイオンデビットカードVISAではイオンで5%割引や、ポイント2倍のサービスといったイオンカード会員と同じサービスが提供しています。イオンを利用しているけどイオンカードといったクレジットカードは使いすぎてしまうという人にはイオンデビットカードがおすすめです。

■イオンデビットカードVISAの特長

 ・年会費無料
 ・VISA加盟店は200円で1ときめきポイント。イオングループの対象店舗ではポイントは常に2倍。
 ・毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%オフ(イオングループの対象店舗)
 ・55歳以上の会員限定で毎月15日「G.G感謝デー」は5%オフ(イオングループの対象店舗)
 ・毎月10日「ときめきWポイントデー」はときめきポイントが2倍
 ・万が一預金口座残高が不足していても10万円まで立て替え(バックアップシステム)
 ・偶然の事故により破損した場合、購入日から180日間、年間50万円(税込)まで補償

三菱東京UFJ-VISAデビット

三菱東京UFJ銀行の口座を持っている人は三菱東京UFJ-VISAデビットが便利です。デビットカードを利用すると自動的にキャッシュバックされるサービスがあるので、現金払いをするより節約になります。

■三菱東京UFJ-VISAデビットの特長

 ・初年度年会費無料。次年度10万円以上の利用で無料。
 ・15歳以上23歳までは年会費無料。
 ・利用金額の0.2%を自動キャッシュバック
 ・スマートフォンアプリ「MyMoney」で残高・取引明細を確認できる

デビットカードを発行している金融機関

デビットカードはキャッシュカード機能を備えているので、すでに銀行口座を持っている金融機関がデビットカードを発行していれば作るのが簡単です。自分の口座がある金融機関を確認してみましょう。

スルガ銀行

SURUGA VISAデビットカード

ジャパンネット銀行

JNB Visaデビット

りそな銀行

りそなVISAデビットカード

あおぞら銀行

あおぞらキャッシュカード・プラス

埼玉りそな銀行

りそなVISAデビットカード

近畿大阪銀行

りそなVISAデビットカード

琉球銀行

りゅうぎんVisaデビットカード

ソニー銀行

Sony Bank WALLET

住信SBIネット銀行

Visaデビット付キャッシュカード

北國銀行

北國Visaデビットカード

三井住友銀行

SMBCデビット

西日本シティ銀行

NCBデビット(Visa)

常陽銀行

※2017年3月予定

滋賀銀行

※2018年上期予定

まとめ

クレジットカードは後払い、プリペイドカードは前払いですが、デビットカードはちょうどその中間にあって、ショッピングと同時に口座から引き落としされます。最も現金に近い支払い手段ですが、現金を引き出す手間もなくカード盗難保険も付帯されているので万一盗難にあっても安心です。

ほかにデビットカードの利用枠が設定できるという点や利用を自由に制限できる点も安全面で役立っています。クレジットカードに比べるとサービス面では少し劣りますが、一部クレジットカードと同じサービスも提供されています。

VISAやJCB加盟店でクレジットカードと同じように買い物ができて、現金よりも安全なデビットカードは現金払いをしている人でクレジットカードは作りたくない、作れない事情があるという人におすすめのカードです。

デビットカード・キャッシュカード・クレジットカードの違いって何?

カードで支払うといっても色々ある

現金を使わない決済としてカード払いが広く浸透していますが、カードで支払うといっても、実はいくつかの種類が存在しています。以前はカード払いといえばクレジットカードだけでしたが、ここ数年、クレジットカードのデメリットを補完するような新しいカード決済の方式が全世界的に普及しつつあります。今回はその中からデビットカード・キャッシュカード・クレジットカードの違いについて見てみましょう。。

デビットカードとクレジットカードの違い

クレジットカードを嫌煙されている方の中には、クレジットカードで払うとお金を使った感覚が無いため、知らず知らずに請求額が積み上がってしまって嫌だという方が多いのではないでしょうか。そんなクレジットカードのデメリットを解消できるのがデビットカードです。なんとデビットカードは預金口座と連動されていて会計後に即時決済されます。そのため、クレジットカードとは違って、会計完了後は預金口座から即座に残高が減ります。そのため、中には当座預金やカードローンと組み合わされて残高不足でも決済ができるカードもありますが、基本的には預金口座の範囲内でしか利用ができません。クレジットカードでは使いすぎてしまうという方でも安心してカードでのショッピングが利用できますね。なお、デビットカードは専用カードもありますが、日本で普及している「J-Debit」というシステムでは、銀行が発行しているキャッシュカードがそのままデビットカードとして利用できます。現金派の方が大きなお買い物をするとき、「J-Debit」加盟店であれば、わざわざ銀行から現金をおろしてこなくてもキャッシュカードで決済できるので大変便利です。

一方、クレジットカードは月に一度の締め日で計算をして、1カ月間の利用分がまとめて請求されますね。また、預金残高に関係なく利用限度額の範囲内であればいつでもショッピング等が楽しめます。この点がメリットであり、場合によってはデメリットとも言えるでしょう。

まとめ

デビットカード、キャッシュカード、クレジットカードの違いはご理解いただけたでしょうか。少しわかりづらかったかもしれませんので、簡単にまとめるとこうなります。

  • デビットカード:即時決済カード。会計後は預金残高から即刻引き落とし。
  • キャッシュカード:「J-Debit」加盟店ならデビットカードとして利用可能。
  • クレジットカード:後払いカード。

つまり、デビットカード・キャッシュカード・クレジットカードの違いは、即時決済されるか、後日決済されるかという点です。それぞれ利用シーンやライフスタイルによって便利に利用できますのでぜひ覚えて使いこなしてください。