海外でクレジットカード決済するとき、日本円と現地通貨どちらで決済するべき?決済手数料・基準換算レート


海外決済は現地通貨で決済しよう

基本的にクレジットカードを海外で使うと「現地通貨」で決済されます。しかし、お店によっては「日本円」で決済できることがあります。

日本円で決済できるケースにおいては、日本人としては馴染のある日本円を選択するほうが安心ですね。しかし、日本円を選択すると換算レートで損をすることがあるので、基本的には現地通貨を選ぶようにしましょう。理由は後述します。

換算レートとは?

海外におけるクレジットカードの使い方では、「海外手数料」という言葉をよく聞きますね。この海外手数料というのは「為替レート」や「カード会社の事務手数料・外貨取引手数料」のことであり、明細では「換算レート」として表記されます。

換算レートは「基準レート」+「外貨取引手数料」であり、基準レートは国際ブランドによって異なります。外貨取引手数料はカード会社によって異なります。要するに一律ですべてのクレジットカードが同じ換算レートではないもの、約1.60~2.50%と似たような水準に留まります。

海外でクレジットカードをお得に使うなら換算レート重視でカードを作るのが好ましいわけですが、クレジットカードは「国際ブランド」+「カード会社」で構成されているので、国際ブランド別から「基準レート比較」をしてカード会社別から「外貨取引手数料比較」をしなければなりません。ここまでする必要があるか?全カードを調べる手間もコストと考えると、結構大変です。

それに加えて「年会費」・「ポイント還元率」・「特典」・「付帯保険」など、基本的なカードスペックも考慮していく必要がありますので現実的ではありません。換算レートだけを見ると損なカードでも、国内でのポイント還元率等を考慮すると簡単にカバーできることもあり、微々たる差として比較は諦めて普段使いでお得なカードを持つのがオススメです。

海外で日本円を選ぶと不透明な換算レートが採用される

現地通貨を選択する場合は日本に請求が上がると、カード会社が国際ブランドの基準レートを元に外貨取引手数料や処理手数料を上乗せして日本円に換算される流れで最終的にカード会員への請求がなされます。

「国際ブランド」が採用している基準レートの違いや「カード会社の外貨取引手数料」に違いがあるにしても、明細でレートが記載されるなど透明性が高い状態で請求が上がります。

現地で日本円を選択した場合、換算レートはそのお店が決めているレートが採用されるので請求額が跳ね上がることがあります。 ★これ、盲点なんです…★

※一部の海外加盟店でのカードご利用の際、日本円でのお支払いを選択いただける場合があります。日本円でのお支払いを選択された場合、お客様の同意された円額(レシート掲載)でのご請求になります。なお、当該日本円額は、JCBが定めるレートではなく、加盟店が独自に定めるレートで換算されています。

引用元:http://www.jcb.jp/rate/jpy.html

現地通貨の場合、「国際ブランドの基準レート(透明性が高い)」+「カード会社の外貨取引手数料」です。

日本円を選んだ場合、「そのお店の基準レート(不当に高いレートに吊り上げることもできてしまう)」+「カード会社の外貨取引手数料」です。

基準レートは日々変わる

ここまで解説したとおり、海外でクレジットカードを使う時は基本的に現地通貨で決済するほうが良いでしょう。日本円を選択しても、そのお店が破格な基準レートを設定していない限りはお得になることはありません。リスクの方がずっと大きいです。

さて、クレジットカードを使うと基準レートは「国際ブランドの採用しているレート」となるわけですが、これは日々変動します。

基準レートを一言でいうと「為替レート」であり、為替市場は四六時中動いているので毎日の基準レートも値動きに応じて変動するわけです。FXとか、ドル円相場とか、聞いたことありますよね。これらも同じようにすべて為替市場での取引状況が相場として反映されています。

各ペアの強弱によって損得はある

通貨ペアというのは、2つのペアの強弱関係があります。「円高ドル安」などと耳にしたことがあると思います。通貨ペアで言う「高い」=価値が高い、相対的に強いという意味です。

日本円のペアは「ドル」や「ユーロ」など様々な通貨がありますが、経済状況からアメリカやヨーロッパに喜ばしいことがあると「円安」となり、逆のケースになると逃避先として円が買われるので「円高」となりやすいです。

今現在この瞬間の為替レートを狙って海外でクレジットカードを使うのはほぼ不可能です。また、国際ブランドが採用している基準レートというのは、こうした為替相場を1分単位などで参考にしているわけではありません。

もし為替レートを考慮するなら、「今月のドル円は105円~110円か?」というように月単位・週単位などから大きな値幅で捉えておくくらいで大丈夫です。

※ちなみに、円高になっている状況の方が円の価値が相対的に高く、同じモノでも円安の時より安く買えることになります。「円高の海外旅行はお得だ」などと聞いたことがある方もいるかもしれないですね。

カード決済と現金払いはどちらがオススメ?

海外での支払いは、クレジットカードと現金の双方にメリットとデメリットがあります。

良く言われるのは、海外での盗難を考えた場合にカードを持っている方がリスクが低いというメリットです。

カードは使った瞬間に請求が決まる

クレジットカードは使った瞬間に「支払うことが確定」します。

後は想像どおり、その時の換算レートで現金の方が良かったのかカード払いの方が良かったのかが分かります。

現金は何年経っても換金可能

現金はいつでも換金できます。旅行の流れとしては現地で必要な分だけ換金をして、帰国した時に日本円に戻しますね。この時に換金率が悪いのであれば、日本円が強くなるまで海外通貨を持っておけば良いのです。

※ただし、現金での為替両替の手数料はクレジットカードの現地通貨での決済手数料よりも割高であることが多いですので待てる場合に限ります。

ポイントや特典ではカードが圧倒的に有利

海外は日本と事情が違い、また付帯保険による安心感という意味でも1枚はカードを作っておく方が良いでしょう。お得さについても、海外でポイント2倍や海外のレストランやホテルなどで割引を受けられるカードもあります。

これらの特典等も含めてトータル的に見ると、基本的にはクレジットカード決済に軍配が上がりそうですね。

海外でオススメのカードは?

学生にとって海外で使いやすいカードは「JALカードnavi」です。他には「ライフカード」も海外利用で5%キャッシュバックなど魅力的です。
JALカードnaviの公式サイトはこちらから
ライフカードの公式サイトはこちらから

学生カードはポイントや特典で優遇されているカードが多いですが、海外に強いかどうかは結構分かれます。

何を見てカードを選べば良いのか分からない場合は「海外旅行保険」だけを見ておきましょう。

海外旅行保険だけは絶対に持っておきたいところであり、海外で医療費が掛かると想像を絶する金額になることがあります。

日本人が多いアメリカやオーストラリアでも、日本人が狙われて怪我を負うケースがあるというのは旅行業界では常識です。思っている以上に海外はリスクが高いので、クレジットカードの付帯スペックとしては海外旅行保険が最も重要です。

海外旅行保険は利用付帯と自動付帯があるので、事前に良く確認しておきましょう。

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