クレジットカード(分割払い・リボ払い・キャッシング借入)の支払いを早めることはできるか?利用額の繰り上げ早期返済について


繰り上げ返済とは?

クレジットカードの支払いというのは「支払日」に行います。

支払日の請求額は「締め日」に確定するため、締め日がやってきた時は請求額を把握して支払日に備えるのが基本です。

カードの利用頻度や利用額に関わらず、カード生活は完済するまで上記をループするだけです。

通常の1回払いのみのクレジットカード利用の場合、繰り上げ返済はほとんど使わないでしょう。分割払いやリボ払いを利用中のケースが多いと思います。

繰り上げ返済というのは、いつでも好きなタイミングから返済できるという支払方法です。これを積極的に利用すると早期完済に繋がり、無利息を除いて早期完済は手数料節約に繋がります。

支払いを早めることはできるのか?

結論、早期返済はできます。 下記のように、事前に連絡が必要なケースが多いので、カード会社の公式サイトでチェックしてから手続きをしましょう。

楽天カードでの繰り上げ返済

Q:カードの利用残高を、毎月のお支払い日より先に返済することはできますか?
A:口座振替よりも先にご返済をご希望の場合は、お電話でのご連絡が必要となります。

参考:https://support.rakuten-card.jp/faq/show/16?site_domain=guest

三井住友VISAカードでの繰り上げ返済

Q:分割払いの残高を早めに支払いできますか?(繰上返済)
A:はい、可能です。
分割払い残高の繰上返済は「リボ・分割デスク」でのみ受付いたします。
お手数ですが、カードのご契約者(本会員)から「リボ・分割デスク」へご連絡をお願いいたします。

参考:https://qa.smbc-card.com/mem/detail?site=4H4A00IO&id=572&search=true

繰り上げ返済を利用すれば、いつでも支払いができるので完済を早めることができます。しかし、支払日が前倒しになるわけではないので、その意味において支払いを早めることはできません。

どういうことか?

例:Aさんには、分割払いの残高があと6か月分あります。毎月の15日が支払日だとして、今月はお金があったので月のはじめの1日に1か月分の残高を繰り上げ返済をしました。この場合であってもまだ支払い残高は5か月分残っており、引き落とし日の15日を迎えると通常どおりの支払いをしなければなりません。

要するに、原則として毎月の締め日による請求額確定が繰り上げ返済によって相殺されるわけではないので、繰り上げ返済は別物として捉えておきましょう。例外となるのは完済まで支払いがあと1回という状況のみです。

繰り上げ返済のやり方

繰り上げ返済をするにあたり

  • ショッピング払いの残高繰り上げ返済
  • キャッシング枠の繰り上げ返済

をそれぞれで区別して把握しましょう。

次にそれぞれの利用枠において支払方法別による繰り上げ返済の方法を調べましょう。

以下、JCBの繰り上げ返済の例です。

  • ショッピングリボ:ATM、振り込み
  • ショッピング分割:振り込み
  • ショッピングボーナス:振り込み
  • キャッシング1回:振り込み
  • キャッシングリボ:ATM、振り込み
  • 海外キャッシング1回:振り込み

参考:https://faq.jcb.co.jp/app/answers/detail/a_id/2189/session/L3RpbWUvMTUxMTQzMzc2MC9zaWQvSm83OURyeW4%3D
これ以外にも「まとめて引き落とし」という方法がありますが、これは支払日に一括払いで支払うので単なる支払い金額の変更です。

また、ボーナス払いは無利息なのでそのまま予定日に支払う方が「ゆとり」という面ではメリットがあります。

繰り上げ返済の単位

繰り上げ返済の方法は各社によって異なるので、手持ちのカードで確認することが必須です。

また、支払える金額の単位についても同様であり、JCBの場合なら「ATM=10,000円単位・金融機関によっては1,000円単位」、「振り込みは発行カード会社による」となっています。

ちなみにカードローンやキャッシングの場合、ネット経由で繰り上げ返済する時は1円単位で調整できるケースが多いです。本当に単位は様々なので、繰り上げ返済の方法と合わせて確認しておくようにしましょう。

どんな時に使うべき?

繰り上げ返済はいつでも残高・借金を減らせるので、それによって完済が早まることがメリットです。

手数料が発生するかどうかに関わらず、心理的に借金が重く感じるのであれば繰り上げ返済はメリットがあります。

損得という意味では、借金をいつでも減らせることから完済までの手数料総額が安くなることがメリットです。この意味はとても単純で、今の計画では1年掛かるところを繰り上げ返済によって6ヶ月に短縮できたとすると、約半年分の手数料をカットできるわけです。

繰り上げ返済に必要なものは?

クレジットカードの繰り上げ返済は書類は不要であり、必要なのは電話などの手続きと、お金だけです。

お金さえあればいつでも繰り上げ返済ができます。

余剰資金で行うのが基本

繰り上げ返済の理屈はとてもシンプルなので、特に戸惑うことはないでしょう。

1つ気を付けておきたい点として、無理をしないことです。

借金は早く完済するに越したことはありませんが、無理をして繰り上げ返済をすると、その後来るいつもの支払日に使うお金を用意できないことがあります。上記の通り、繰り上げ返済をしても支払日は無くならないので、この点はしっかりと頭に入れておきましょう。

一般的には臨時収入を使うことが多い

宝くじで100万円が当たった、会社から思わぬボーナスを貰えた、こうした状況は繰り上げ返済をするにはもってこいな状況です。他にも自分で節約術を駆使して余剰資金を生み出すのも効果できすし、ブランド品を買取したりメルカリやオークションでさばくのも有効ですね。

とにかく支払日に必要な資金とは別として、余剰資金を調達しなければなりません。これが出来ない場合は通常どおりに支払日に備えることに全力を注ぎましょう。

「つなぎ」という手もある

クレカもキャッシングも返済における損得は金利で決まります。

そこで、クレジットカードのキャッシングによる借金がリボや分割から手数料が発生している場合、銀行カードローンなどクレカよりも低金利なところで資金調達して繰り上げ返済するという手もあります。これをやっても借金の総額は変わりませんが、残りの借金が今までよりも低金利になるので完済までの総手数料は安くなります。

また、ショッピング枠とキャッシング枠の双方において借金がある場合、繰り上げ返済はキャッシング枠を優先しましょう。

ショッピング枠はリボと分割が15%前後~18%、キャッシングはほぼ18%なので、キャッシングを先に潰す方が借金総額における総手数料は安く抑えられるはずです。

返済意識は確実に高くなるのでオススメ

繰り上げ返済の良いところは「返済意識」や「返済テク」が向上することです。

クレジットカードは返済種別が多く、金利を含めて何かとややこしいですね。多くの人は細部まで把握することなく、割と適当に支払いをこなす日々となります。

これを機に「繰り上げ返済というやり方がある」ということを知るだけで、金融知識のレベルアップに繋がり上手にクレカを使えるようになります。

また、繰り上げ返済というのは住宅ローンなど各種ローンも仕組みは殆ど同じなので、覚えておいて損はありません。

クレカの返済方法と繰り上げ返済の相性

クレカの支払方法と繰り上げ返済の相性は、「手数料が発生するかどうか」にあります。

  • 分割1~2回:手数料なし、繰り上げ返済の必要性は低い
  • 分割3回~:手数料あり、繰り上げ返済の必要性は高い
  • リボ払い:手数料あり、繰り上げ返済の必要性は高い
  • ボーナス払い:1回は無料なので不要、2回なら繰り上げ返済の必要性は高い
  • キャッシング:手数料あり、繰り上げ返済の必要性は高い

上記を参考にしてみてくださいね。

基本的に手数料が発生しない場合、早期完済をする目的というのは「利用枠を空ける」ことです。利用枠を早く空けたいという状況は再びクレジットカードを使いたい状況、あるいは解約や新規申込などです。

クレジットカードを再び使うケースにおいては、繰り上げ返済は支払種別による損得が原因でなければあまり効果がありません。解約や新規申込においては時間短縮の効果があります。手数料が発生する場合は、どんな状況であろうと手数料総額の節約という大きなメリットがあります。


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