クレジットカードを持たずに社会人になることのリスク解説。新社会人、これから社会人になる人でクレカを1枚も持っていない人へ。


はじめに

学生から社会人になるに向けて、クレジットカードを作っておくべきかどうか?

これは「持たざるリスク」と「持つリスク」の両方があります。

どちらにせよ、新社会人になるタイミングは「クレジットカード」について考える良い機会です。また、将来の人生を見据えた場合にいずれはどこかのタイミングでクレジットカードを作ることがあると思うので、じっくりと「クレジットカード」について考えてみてくださいね。

クレカの必要性を考える良い機会

「クレジットカード」の必要性は人それぞれですが、ある方が生活が便利になることは間違いありません。何故かというと、出費が激しく一時的に現金不足に陥っても信用で買い物ができるからです。お金がない状況でも、どうしても買い物せざる終えないことがあります。そんな時でも資金繰りを改善しながら生活を維持できるのがクレジットカードのメリットです。

これは「デビットカード」や「プリペイドカード」では不可能なことであり、「後払い」の特権です。クレジットカードを作るなら、デビットカードやプリペイドカードとの違いについても知識を身に付けておくのが理想です。

クレジットカードの仕組みについてじっくり勉強したい方は、こちらの記事もどうぞ。
クレジットカードを初めて作る学生でも大丈夫!そもそものクレジットカードの仕組みを徹底解剖。
1万文字近いですw

「現金」VS「カード」節約効果はカードの方が高い

「現金主義」と「カード主義」では、同じ金額の出費でも節約効果には大きな違いがあります。長期スパンで見た場合、節約効果が大きいのは「カード」です。

クレジットカードの場合、割引特典やポイント付与から何かしらの「還元」を受けられます。もちろん、その内容はカードに寄りますが、メリットを重視して選べば「一般カード」でも現金以上にお得なカードはたくさんあります。

分かりやすい例を挙げると光熱費があります。毎月の光熱費を現金払いすると何も還元がありません。しかし、カード払いするとポイントが付きます。1ポイント=1円として、1,000円に対して1ポイントが付与されるとします。毎月の光熱費の出費が2万円だったとすると、20円が還元されます。現金払いと比較すると、1年間で240円の差が出ます。大まかにいうと、「現金」と「カード」はこうした差があります。

コストを掛けずに「還元」をいかに得られるか?

クレジットカードの特典やポイントによる「還元」というのはコストを掛けないのが理想です。クレジットカードのコストとは、主に「年会費」と「手数料」があります。特に後者の手数料についてはなるべく0円に抑えたいところです。

年会費は一概に有料はダメというわけでもなく、これはカードのスペックをトータル的に見て判断しなければなりません。「ゴールド」や「プラチナ」は年会費が高いですが、相応した特典が付帯されているので、トータル的に見るとメリットとなるケースが多いです。

手数料を抑えるためには「分割・一括払い」や「ボーナス払い」を利用するのがコツです。そうすると、毎回の支払いにおいて手数料が発生しないので、コストを抑えて恩恵を得られます。これはクレジットカードを使う上で基本中の基本となることなので、しっかりと熟知しておきましょう。

クレジットカードを「持たず」に社会人になることのリスク

クレジットカードを持たずに社会人になるリスクは以下のような内容があります。

  1. 「金融商品の知識」を学ぶ機会が少ない
  2. 「クレヒス」も多少はある
  3. 長期に見ると「節約」効果が低い
  4. 出費が増えると「資金繰り」を改善しづらい

①「金融商品の知識」を学ぶ機会が少ない

金融商品は「○○ローン」など様々な商品があります。その中でも、クレジットカードは一般的に身近な金融商品です。

金融商品を利用する上で、「金利」や「手数料」など知識を身に付けておきたい項目はたくさんあります。これは自分で調べて勉強する必要があり、知識を身に付けるほど最適な申込み先を見つけられるようになります。

クレジットカードを持っていないと、社会人になった時に金融商品の知識が低いため、魅力の低い申込先を適当に選んでしまうことがあり得ます。クレジットカードを使ったことがあれば、少なからず「金利」や「手数料」、「審査」や「返済」などに詳しくなります。ある意味、慣れという部分が最も大きなメリットでしょうか。

②「クレヒス」も多少はある

社会人になってゴールドカードなどステータスの高いカードを作りたい時、カードを持っていないとクレヒスによって目的のカードを作りづらい状況に陥ることがあります。
※「クレヒス」についてはこちらで詳しく:クレジットカードのクレヒスの恐怖!ブラック・スーパーホワイトって何?どうやって回避する?

カードの実績というのは同社においてメリットがあり、例えば「JCBゴールド」から「JCBゴールド・ザ・プレミアム」へ、「イオンカード」から「イオンゴールドカード」へ、という感じです。

これはインビテーションカード以外にも、同社における「一般カード」から「ゴールドカード」へのステップアップとしても期待が持てます。やはり、上位カードを目指す時にそのカード会社において利用実績が高い方が有利となり、早く目的のステータスカードを取得しやすくなります。

③長期的に見ると「節約」効果が低い

これは冒頭でも少し紹介しましたが、現金主義でずっとお金を使うよりもカードを使う方が節約効果が高いです。

「いつクレジットカードを作ろうかな~」と悩んでいる間に、お金を使うほど現金とカードの節約効果の差が開きます。どうせ将来的にカードを作るなら、早くカードを作って節約術を実践する方がお金は貯まりやすくなります。

④出費が増えると「資金繰り」を改善しづらい

社会人になると一人暮らしを始めたりスーツを購入するなど、何かと出費が増えます。同僚や恋人との交際費、キャリアアップするための勉強費用など、本当に様々な出費があります。

社会人になると収入が増えるので生活は基本的に安定しますが、将来の目標や生活状況によってはお金がきつくなることも当然ながらあります。そんな時にクレジットカードがあると「資金繰り」を改善しやすいです。

お金に困ったらキャッシング等のフリーローンを使うという方法もありますが、手数料を考慮するとクレジットカードの方がコストを掛けずに資金繰りを改善しやすいので一般的にカード愛用者が多いです。

クレジットカードを「持って」社会人になることのリスク

※筆者は、クレジットカードは学生のうちから持って使った方がいい、というスタンスですが、あえてクレジットカードを持って社会人になるリスクを洗い出してみます。
クレジットカードを持って社会人になるリスクは以下のような内容があります。

  1. カードの選択肢が増えるので今のカードの「ダメっぷり」が露呈されることがある
  2. 「乗り換え」や「切り替え」が面倒
  3. 収入も出費も増えて「使い過ぎる」ことがある

①カードの選択肢が増えるので今のカードの「ダメっぷり」が露呈されることがある

学生と社会人では、クレジットカードの選択肢は天と地の差があります。社会人になると本当に多くのクレジットカードを選べるようになるので、魅力のない学生カードを適当に作るなら、社会人になって収入が安定してからカードを作る方が効率が良いです。

学生向けのクレジットカードはダメなのか?これはその真逆であり、「デビュープラスカード」や「JALカードnavi」など、社会人向けのクレジットカードを超越するほど優秀なカードもあります。その点だけを拾うと学生の間にカードを作っておく方がメリットが高いですが、学生の資金力を考慮するとカードの優秀な魅力を満足するほど使いこなせないというギャップもあります。また、優秀なスペックを兼ね備えている学生カードが卒業後に平凡なカードに化けることもあり、その典型的な例が「JALカードnavi」です。

学生向けのクレジットカードはいくつかの選択肢がありますが、社会人になるとそれ以上の選択肢を持てることからも今のカードがダメなら「乗り換え」や「切り替え」をしなければなりません。同社においての「乗り換え」や「切り替え」なら利用実績という多少のメリットがありますが、他社に乗り換える場合は1からのスタートとなります。

②「乗り換え」や「切り替え」が面倒

今のクレジットカードを捨てて新しいカードに乗り換える場合、「解約」→「新規契約」という流れなら手間が掛かるので面倒です。逆に最も簡単なケースは同社における「切り替え」です。

切り替えというのは解約と同時に新しいカードの契約ができるので、社会人になって心機一転するなら「切り替え」を見据えてカードを作っておく方が手間が省けます。しかし、学生という立場から考えると、この方法は学生カードがあるカード会社に的が絞られてしまうので、社会人になってカードの選択肢が増えるというメリットを活かせないのが残念です。メインカードとして新しいカードを探し、今のカードをサブカードにすると効率が良いです。

③収入も出費も増えて「使い過ぎる」ことがある

社会人になると収入も出費も増えることが多く、学生時代に比べると気持が大きくなってカードを使い過ぎやすくなります。これは社会人になる以前にカードを持っているかどうかはあまり関係がなく、浪費癖や自己管理の問題です。

ポジティブに考えると、学生時代にカード慣れしている方が社会人になって無理するケースが少ないと言えます。ネガティブに考えると、収入が増えることからカード慣れしていてもカードを使い過ぎてしまうケースがあると言えます。

早く作る方が管理スキルや節約スキルを伸ばしやすい

社会人になるに向けてクレジットカードを持っているかどうかのリスクは両面から考えられますが、人生において早い段階でカードを作っておく方が「管理スキル」や「節約スキル」を伸ばしやすく、自分の浪費癖を見抜くという意味でもメリットが高いです。

収支管理に長けている人は計画的な行動が得意

クレジットカードを上手に使うことができると、確実にお金の管理能力が高くなります。「締め日」や「支払日」を意識して「金利」による「手数料」までを考慮すると、カードの使い方による損得が明確に分かるようになります。

「管理スキル」に長けている人は何かの行動を起こす時に、細部まで目を通して計画的に行動できるようになります。それをどんなシーンで何のためにするのかは人それぞれですが、管理スキルが高くて損するケースはそうそうありません。

1つ勘違いしないように覚えておいて欲しいのが、クレジットカードを「持つ」&「使う」からといって管理スキルが高まるわけではありません。カードを熟知して使いこなすことで管理スキルが伸びるため、ここは抑えておいてください。

節約スキルに長けている人は貯金が得意

クレジットカードは節約効果に期待を持つことができ、超長期的に見るほど現金と比較した場合の貯金の差に大きな開きが出ます。銀行にお金を預けて利子を得る、これに比べると確実にお金は貯まると断言できるほど、特典やポイントをフル活用した際の「還元」は大きいです。

クレジットカードで節約術を実践して成功できると、その延長線としてATM手数料など微々たる出費にもこだわれるようになれます。そうなると、さらなる節約による貯金に期待を持てるようになるので、相乗効果という意味を含めても実践してみて損はありません。

浪費癖は早期発見が理想

クレジットカードの1つの懸念に過度な浪費があります。これは性格による差が非常に強く、現金なしで買い物が出来てしまうクレジットカードと過度な浪費は相性がピッタリなので、人によっては簡単に使い過ぎてしまいます。

浪費癖はクレジットカードを作るタイミングは関係ありません。しかし、どうせ浪費するのであれば利用枠が低い状況が理想なので、この考えでいくと学生時代など収入が低い時に浪費癖を見抜く方がメリットがあります。カードを使い過ぎても金額が微々たるものであり、再起しやすいからです。しかし、それによって将来的にカードを使い過ぎないという根拠もないので、浪費癖を早期発見して自分なりに対策を見つけられるかどうかがカギとなります。これに成功すると、浪費癖の早期発見によって将来の自分の人生を救えます。

まとめ

クレジットカードは本当に様々な観点からいろんな考え方があります。学生から社会人へ、このタイミングはじっくりとクレジットカードについて考えるには最適です。キャッシュレス化が進むという国の方針を考慮しても、いずれはクレジットカードと向き合う時代がやって来そうです。自分のライフスタイルを考えながらも、クレジットカードを吟味してみてくださいね。

繰り返しになりますが、クレジットカードの仕組みについてじっくり勉強したい方は、こちらの記事もどうぞ。
クレジットカードを初めて作る学生でも大丈夫!そもそものクレジットカードの仕組みを徹底解剖。


このページを閉じる前に、要チェック!

当サイトで学生さんの申込が多いクレジットカードのランキングです。初めてのカード・二枚目のカードを悩んでいる方にどうぞ。

最新!当サイトで申込の多いクレジットカード
【1位】三井住友VISAデビュープラスカード
【2位】セゾンブルーアメックスカード
【3位】ライフカード

失敗しないクレカ選びのポイント!

creca_footer_link